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Bushmans Kloof Wilderness Reserve & Wellness Retreat

Unique Lodge #42 アフリカ/南アフリカ
古代ブッシュマンの遺した洞窟アート保護活動の拠点

南アフリカの国家遺産であるブッシュマンズ・クルーフの保護活動を続け、太陽光や再生水の活用等、環境負荷軽減に努めています。

客室数 17室 

 ブッシュマンズ・クルーフ・ウィルダネス・リザーブ&ウェルネス・リトリートは、他の場所では見ることができないサン族の精神的遺産に触れることができる親密なロッジで、彼らのプライベート保護区に隠された南アフリカの国家遺産であるロックアートの絵を見ることができます。
 ブッシュマンズ・クルーフの包括的な環境管理計画では、ロッジのあるセダーバーグ産地の野生生物と植物の多様性、そして保護区で発見された先史時代のサンロックアートの保護に重点を置いています。ケープレオパード・トラスト(The Cape Leopard Trust)とのパートナーシップにより、ブッシュマンズ・クルーフは、南アフリカで最も脅威にさらされている種の一つでありこの地域のトップ捕食者であるケープレオパードの監視と保護のための研究に資金を提供しています。
 また、地元の農家と協力してアナトリアン・シェパード犬を家畜の保護犬として使用することを推進しており、その結果人間と野生動物の紛争が劇的に減少し、ケープ・ヒョウの個体数が周辺地域で回復することを可能にしています。
 また、ロッジは先住民族のサン族が描いた130以上の洞窟跡の保護者として、これらの表現力豊かな壁画が何世代にもわたってこの地の原住民の物語を語り継いでいくために、積極的に活動してきました。これらの保護活動により、ロックアートは南アフリカの国家遺産に登録されました。また、古代ブッシュマンの文化遺産を展示するヘリテージセンターや地元のお土産と手工芸品を扱うブティック、アフリカーナをはじめとする豊富な作品がそろう図書館があります。
 さらに、地元の家族に安定した雇用と教育の機会も提供しており、ケーダーバーグ地域を支援するために、ロッジは可能な限り地元の食材を購入しています。
 ロッジは、専門の環境保護チームが食品の堆肥化やエネルギー効率の高い証明の使用、灌漑目的のための風呂水のリサイクルなど、ロッジの運営ほぼすべての面で環境保護のプロセスを取り入れるよう努めています。ロッジのスタッフは全員敷地内にある太陽光発電の住宅に居住しています。

Bushmans Kloof Wilderness Reserve & Wellness Retreat

写真提供:Bushmans Kloof Wilderness Reserve & Wellness Retreat / National Geographic Unique Lodges of the World

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