Tsara Komba Luxury Beach & Forest Lodge
Unique Lodge #54 アフリカ/マダガスカル
200種以上が咲き誇るトロピカルガーデンに囲まれて
ロッジは村に水の供給施設や幼稚園を建設し、水の不足時にはロッジが水を供給する等地元と密接に連携しています。
ツアラ・コンバ・ラグジュアリー・ビーチ&フォレスト・ロッジは、手つかずの自然が残るノシーベ群島の中で二番目に大きな島に位置しており、ブーゲンビリアやパパイヤなどの木々に覆われ、ジャスミンやレモングラスの香るトロピカルガーデンに囲まれています。
敷地内には200種以上の固有種が咲き誇る熱帯植物園「エデン・ガーデン」や、ノジーコンバの固有種であるバオバブの木や、パチボディウムの再導入を支援する苗床があります。また、野生のコショウ、バニラ、ココア、キツネザル、カメレオン、サンバード、ブラックオウムなどが生息するプライベートな先住民族の自然保護も保護しています。
さらに、ロッジには手芸品、ジュエリー、地元産の化粧品を販売するブティックがあります。ロッジでは、壁に飾られた地元の芸術品や、女性の工芸品を展示するなど、マダガスカルの芸術を深くサポートしています。また、このロッジはユネスコに認定されているマダガスカル高原のザフィマニリ族の木彫りの伝統に特に力を入れています。このロッジのチャリティー活動で集められた資金は、ザフィマニリ村の歴史的な木造建築物の修復に加えて、この芸術様式に対する認識を広めるのに役立っています。このロッジも先祖代々の伝統に基づいて建てられ、自然環境に溶け込む地元の素材が使われています。ロッジを彩る家具や絵画、彫刻、木彫りなどの制作には、マダガスカルの芸術家が採用されています。
ロッジは「Des Villages Des Hommes」と呼ばれる非営利団体を立ち上げ、30棟の住居を修復し、村にきれいな水を供給し、村の若者のための幼稚園を建設しました。水が不足しているときは、ロッジが水を分け合って供給しています。ロッジがゲストの結婚式を主催する際には、地元の教会が参加し、コミュニティのメンバーがしばしば出席し、地元のパフォーマンスグループが伝統的な歌や踊りを披露しています。また、ロッジでは毎年、地元の伝統を祝う忘年会に村人を招待しています。
また、このロッジはカーボンニュートラルになることを目標として掲げており、環境への負荷を抑えるためリサイクル、堆肥化、水の節約を行っています。庭園の灌漑には重力給水システムと自然濾過を採用し、水とエネルギーの消費量をさらに減らしています。車や道路はほとんど無く、移動は徒歩か伝統的なピロッグカヌーで行われます。
Tsara Komba Luxury Beach & Forest Lodge
写真提供：Tsara Komba Luxury Beach & Forest Lodge / National Geographic Unique Lodges of the World
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