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Nimmo Bay Wilderness Resort

Unique Lodge #16 北米/カナダ
ヘリで行くウォーターフロントキャビン

静かな湖畔のロッジには手つかずの大自然が迫ります。地元先住民族の支援や水力発電の活用等持続可能な取り組みにも積極的に取り組んでいます。

客室数 9室

 ニモ・ベイ・ウィルダネス・リゾートは、バンクーバー島の真向かいに位置するロッジです。このロッジのギフトショップでは地元の美術品や陶器、衣類などが販売しています。
 ここでは「Bullets for Binos」と呼ばれる保護プログラムを実施し、グリズリー狩りの中止を誓約する署名をした参加者にはニモ・ベイでの3日間の滞在とアウトドア・アクティビティの無料パッケージを提供しています。この保護活動によって、ブリティッシュコロンビアではグリズリーの狩猟が正式に禁止され、自然遺産の保護に繋がりました。
 また、ニモ・ベイに隣接するいくつかの村では、先住民族が伝統的な生活様式を維持しており、ウミスタ文化センター(U’mista Cultural Center)では古代の週刊について学んだり、儀式の芸術作品を見たり、ロッジの壁の中で先住民族の芸術作品を鑑賞したりすることができます。ニモ・ベイはまた、先住民族の事業者と提携し、子の地域での文化体験を提供することによって文化遺産の保護へとつなげています。
 さらに、ニモ・ベイは地元の非営利団体シー・トゥ・シダー(Sea to Cedar)を継続的に支援しています。この団体が行っているユース・リーダーシップ・パドル・プログラムは、近隣のMusgmagw Dzawada’enuxwコミュニティのファースト・ネイション(先住民族インディアン)の若者をカナダの大自然の中で1週間カヌーツアーに招待し、ナビゲーションやコミュニケーションのスキルを教えながらコミュニティの強い絆を育むことを目的としています。
 また、このロッジはペルイトンホイール水力発電システムが設置されており、融雪と雨水を燃料として隣接する滝によって推進されています。さらに、プラスティックではなく再利用可能なステンレス製の水筒を提供しています。そのほかにも、水酸基廃棄物管理システムや、エコシステムベースの経営戦略を採用しています。

Nimmo Bay Wilderness Resort

写真提供:Nimmo Bay Wilderness Resort / National Geographic Unique Lodges of the World

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