Ashford Castle
Unique Lodge #58 ヨーロッパ/アイルランド
800年の歴史を持つ古城ホテルでコウモリの保護に努めている
アッシュフォード城は、350エーカーの美しい手入れの行き届いた庭園、緑豊かな森、野鳥が生育する森など、メイヨー県コリブ湖のほとりを見下ろす場所に位置しています。城の所有者であるレッドカーネーションホテルズは、地元の専門家や職人の手を借りて
5年に及ぶ完璧な修復を行い、これらの古代の壁や歴史的な部屋を輝かしい姿へよみがえらせました。
このロッジは減少しつつあるコウモリの種を保護するために、庭園にバグホテルを導入したり、施設全体にコウモリ箱を設置したりして、施設の生物多様性と自然の生育地の保全に努めています。また、地元の樹木医と協力して、膨大な数の樹木を管理するための行動計画を策定しています。ポリタンネルで独自の農産物を栽培し、農園全体で季節の食材を採集することでフードマイルを削減しています。将来的には、在来種のミツバチを使用した4つの蜂巣箱を追加することで、ミツバチの個体数を保護しながら、蜂蜜を生産することができるようにしています。
また、13世紀に建てられたアッシュフォード城は、見事に修復された文化遺産にあふれています。持続可能な食の祭典や村のコミュニティセンターにも資金を提供しており、共同のイベントや活動を行うための場を提供しています。
アッシュフォード・エステートを取り巻くコミュニティは、歴史の付加的な一部であり、地元の組織を支援するための継続的な募金活動、地元の慈善団体とのボランティアを行っています。
また、ロッジは2022年までに使い捨てプラスチックを段階的に廃止するための努力を続けており、これまでに57,000本のボトルを埋め立て地から救いました。また、アキュビオと呼ばれるシステムを導入し、エネルギー消費量、廃棄物の発生量、水の使用量を監視できるようにしました。雨水を収穫して農園全体で使用し、再生可能なエネルギー源を導入しています。
Ashford Castle
写真提供:Ashford Castle / National Geographic Unique Lodges of the World
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