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Finch Bay Galapagos Hotel

Unique Lodge #31 南米/エクアドル
徹底した環境保全を実践するガラパゴス諸島のロッジ

世界有数の野生生物の宝庫の島では、雨水の浄化装置や太陽光発電を導入、什器や洗剤まで環境負荷を配慮し持続可能性を追求している。

客室数 27室 

 フィンチベイ・ガラパゴスホテルは、サンタクルーズ島唯一のビーチフロントホテルであり、現代的でクリーンなラインと自然の要素を取り入れた芸術的なデザインで周囲の環境を反映しています。世界でも有数の野生動物が生息しており、島々の97%は国立公園として保護されています。
 このロッジでは、地元の学生をロッジのシーライオンヨットに乗せて島々を探検するなど、いくつかの教育的な取り組みも成功させています。これらの公開を通じて、何百人ものガラパゴスの若者達は、自国の群島の自然の驚異をより深く理解し、その保護に貢献したいという想いを抱くようになります。
 独自の水処理場をもっており、雨水を集めて浄化し、その後使用しています。水漏れを防ぐために水道システムを常に監視しています。また、ソーラーパネル、LED電球、人感センサー、より効率的な電化製品などの省エネ対策を導入していると同時に、エネルギー使用量を把握しています。石けん、洗剤、シャンプーは環境に優しい生分解性の物を使用し、ガラス、プラスチック、紙、段ボールなどの廃棄物を分別してリサイクルしています。使い捨てのペットボトルの代わりに、詰め替え用の水筒を無料で提供しています。さらに、有機性廃棄物は堆肥化に利用しています。
 できるだけ多くの野菜や果物を自社のオーガニックガーデンで栽培し、農薬や防腐剤を使用していない食品を提供するように努めているうえ、テイクアウト料理は提供しておらず、使い捨てのお皿やカトラリーは一切使用していません。ホテルのシーツやリネン類は屋外で乾燥させ、乾燥機の使用を減らしています。建設工事で使用する木材は可能な限り再利用し、リサイクルしています。ホテル周辺には500本以上のマングローブも植えられており、スタッフには自転車通勤を奨励しています。また、スタッフに環境と持続可能性の問題についてのトレーニングも実施しています。

Finch Bay Galapagos Hotel

写真提供:Finch Bay Galapagos Hotel / National Geographic Unique Lodges of the World

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