レイワ荘応援物語(仮)第6話
パッタイじゃんけんは負けるが勝ち?
2020.2.11
レイワ荘では、ヤザキングとPさんが、楽しげに、何やらこそこそ話をしていた。
話題は、ないとーさんへ渡す誕生日プレゼントについて。
ないとーさんの誕生日を明日に迎えて、二人はないとーさんに何をあげたら喜んでもらえるかを話し合っていたのである。
が、残念なことに、ないとーさんと付き合いの長いヤザキングは、全く思い浮かない。
この日撮影されていた動画内で、ないとーさんからの「思い出0」というテロップによる手厳しいツッコミが入ってしまったのも仕方のない話である。
結局、二人は話し合いの末、各々のYouTubeチャンネルの番組の概要欄のたて読みメッセージでお祝いするという、なんともYouTuberらしい方法に行き着いたのである。
※詳しくは、Pさんは、2月12日
ヤザキングは、2月13日の動画の概要欄を要参照。
ちなみに、概要欄を縦読みすると、Pさんは、「ないとうさんハピバ」
ヤザキングは、「ないとーおめでと」
になるのであった。
そんなヤザキングとPさんが、どうにか誕生日プレゼントの案を絞り出した後、いつものレイワ荘メンバーと共に、近所にあるタイ料理屋でお昼を食べようとしていた。
と、そんなとき、新たな伝統が生まれたのである。
その名も、パッタイじゃんけん 笑。
ちなみに、パッタイじゃんけんとは、じゃんけんで負けた人、一人だけがパッタイを食べなければならないという、負けてもさほど、悔しくもないゲームである。
なぜなら、パッタイも十分おいしいからである。
だから、初代敗者のヤザキングは、パッタイをただただ美味しそうに食べるだけなのであった。
社会人にGODIVAをもらうYouTuber
2020.2.14バレンタインデー。
朝から、ないとーさんとオツクソは、タクシーに乗り、とある場所に向かっていた。
とある場所とは、デザイン会社である。
二人は、レイワ荘チャンネルのヘッダーとアイコンのデザインの打ち合わせに向かっていたのである。
和やかかつアツい打ちあわせが終わった後の帰り道、2人は、デザイン会社でもらったバレンタインのゴディバのチョコを片手に、「これが社会人」と、少し感慨深げに歩くのであった。
それから数日後、レイワ荘のメンバーは昼間からソワソワしていた。
なぜなら、前日打ち合わせをしていたデザイン会社の眼鏡の似合うきれいな女性のデザイナーさんが、レイワ荘を訪れていたからである。
意気揚々と部屋案内、そして屋上紹介をするメンバーたち、この日の屋上から見上げる空は青く澄み渡っていたのはいうまでもない。
ソワソワはいつしかワクワクへと変わっていた。
(敬称略)
続く
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