レイワ荘応援物語第1話 (仮)

始めに、私はあまりYouTubeに詳しくないし、YouTuberにも詳しくない。それに、この物語は、私の物語でもない。

ただ、頑張る人たちを衝動的に応援したくなってしまった、怪しい不精者が、YouTubeチャンネルの「レイワ荘チャンネル」を中心に、レイワ荘で繰り広げられる物語を、好き勝手にまとめるだけの話である。

なので、続くかどうかは、未定である 笑。

それから、あくまでも個人的にまとめたものなので、間違いや失礼があるかもしれませんが、ご容赦下さいますようお願いいたします。


始めに~

2019年4月27日

YouTubeチャンネル『ないとーVlog』に、突如として、スケールの大きすぎるタイトルの「【新居】5階建てビルを借りました!!」という動画がアップされた。

ないとーVlogとは、「おるたなChannel」というYouTubeチャンネルを渋谷ジャパンという腕毛キャラの相方と動画投稿しているクセの強いキャラのないとーさんが、個人的に撮影、編集、投稿しているYouTube版ブログである。ちなみに「おるたなChannel 」のチャンネル登録者数は242万人という超人気チャンネルであり、彼は超人気YouTuberである。つまりはすごいクリエイターということである。

そのVlogが投稿される少し前、ないとーさんは、都内にある5階建てのビルを借り、約200万円かけて改修工事をしていた。

本人曰く、ただ借りたビルを改装しただけのものらしい。

だが、そんなビルで、すべてが始まったのである。

いや、そんなビルを選び、彼は始めたのである。

仲間たちと共に、仲間たちを見つけ出しながら。


これは、YouTuberないとーさんが、「令和版YouTuberトキワ荘※を作り、伝説が生まれる舞台にしたい」という夢を持ち、未完成なトキワ荘に住む仲間達と共に、それを見事作りあげるまでのサクセスストーリー(の予定)である。


始まりまでの話

まずは、レイワ荘について説明しようと思う。

ないとーさんは、「【新居】5階建てビルを借りました!!」の動画を投稿した日に、レイワ荘について書いたコラムで、こう述べている。

(借りたビルを改装しただけの)そんなビルから各分野で活躍できる人材が育っていったら素敵やん!!その道のプロの元を辿ったら始まりはこのビルだったみたいな。笑

でも残念なお知らせです。残酷なことに、僕は自身にプロデュース能力や人を育てる能力が足りないと自覚してます。笑
気分屋なので面倒見にムラがあるし、感覚や感性で動いてるので再現性がない。

その反面、僕の能力はこういう場やきっかけを自ら作るところ、0から1のアイディア、そして実行力と自認してるので、まずは動くのが大切。見切り発車でもとにかく快速をレールに乗せて走らせまくる。笑 

そしてプロデュースはまた別にその能力のある人の力を借りればいいという考えです。笑

新しいことって失敗が当たり前だから、「どうせ失敗する」って声は的を得る確率がもちろん高い。でも、その声に従ったら何も生み出さないので、失敗を1000積み上げて経験に変える意識を僕は大切にしています。失敗て経験とイコールでしょ?

てなわけで今後はこのビルにまず信頼できる後輩でYouTubeをやりたいと言ってる子達を2,3人入れて体制を整える予定。

そして体制が整ったら順次新しい住人を入れていこうかなと考えています。もちろんYouTuberだけでなく、一芸に秀でた人、外国人、強烈な夢を持ってる人など面白い人で相性が良さそうな方バンバン声かけさていただきます!! 時間はかかると思いますが、ゆっくりと伝説の聖地を作り上げていきたいと思います。    (2019・4.27 noteより一部抜粋)

この熱い決意表明から数か月間、ないとーさんは、去年流行ったタピオカに悪戦苦闘したり、サウナにはまったり、イベントの司会をこなしたりと、多忙な日々を過ごしていたのだろう。

そして、その間レイワ荘は、すっかり放置されていたのである。

そして、時折襲われる「レイワ荘をなんとかしなければ」というゾンビじみたプレッシャーに、自称めんどくさがりストな彼も、ついに重い腰を上げることになるのである。

それは、ビルを改装し、レイワ荘宣言してから、約9か月後の2020年1月10日のことであった。


                           続く



※トキワ荘

東京都豊島区にあった木造アパートで、漫画界の第一人者である手塚治虫氏、藤子不二雄(A)、藤子.F.不二雄氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏らの漫画家が、青春、下積み時代を過ごしたアパートであり、昭和57年に解体されたものの、現在でもその精神は受け継がられ、「トキワ荘プロジェクト」として、多くの若手の漫画家の育成の支援を行っている。



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