レイワ荘応援物語(仮)第2話
ついに住民あらわる
時は再び2019年4月に戻って。
2019年4月某日。
改装したてのビルには、早くも3人の男達が暮らし始めていた。
ビルのオーナーのないとーさん(Vlog系YouTuber)
矢崎さんことヤザキング(グルメ系YouTuber)
そして、たんば君こと、サイコパスたんば(サポート系管理人系住人)の3人である。
ちなみに、二人ともないとーさんの後輩である。
そうして、仲の良い先輩と後輩の3人は、引っ越し祝いと称して、焼き肉屋へと意気揚々と夜の街へと繰り出したのであった。
『レイワ荘』と名付けた日
4月30日、ついに『レイワ荘』という名前が「ないとーVlog」にて公表された。
その数日前、ビルの1室にて、ヤザキングとないとーさんは、ヤザキングのグルメ動画の撮影をしていた。
そして撮影が終わると、ついにないとーさんが語り始めたのである。
と、そこで明らかになったのは、
家賃は5万円+共益費1万円であること。
そして、ビルの名前を「レイワ荘」と名付けたことであった。
名付けた理由は、令和の時代に名前を残したいという強い思いからだ。
ちなみに、初めて「レイワ荘」という名前を初めて聞いたヤザキングの反応はというと、
「ダサい」であった 笑。
が、この時が、レイワ荘に息が吹きこまれた瞬間だったことは間違いない。
タコパで勧誘する人たちと準住民あらわる
2019年6月某日
レイワ荘と名付けられたビルの1室には、ないとーさん、ヤザキングとサイコパス丹波、そしてミニマリストしぶというミニマリスト系YouTuberとシドニーいしいという芸人の5人の男達がいた。
どうやらタコパ終わりらしい。
住人は相変わらずの3人だったが、福岡に住み、東京によく来るミニマリストしぶという男が、レイワ荘初の準住民という地位を手に入れたのである。
ちなみに、シドニーいしいは、月給7000円なので、住民にはなれないらしい。
ミニマリストしぶは、令和荘ルールにのっとり、①1万円を払い、空いている場所があったら泊まれる②私物や荷物を置いておくことはできない③鍵を持つことはできる。
以上の3点を守ることにより、準住民の地位を得ることに成功したのである。
このころ、レイワ荘では、この夜のようなたこ焼きパーティーこと、タコパが繰り広げられていた。
時折友達を呼んでは、「住民にならないか?」と怪しくタコパで勧誘しては終電を理由に帰られる、といった悲しいサイクルを繰り返していたのである。
なんともせつないタコパである。
そんなあまり居心地よいと感じる人が少ない中で、準住民となったミニマリストしぶが、レイワ荘に居心地の良さを感じた理由は、「がらんとしていい。物も人も少ない」から。
なんともミニマリストらしいコメントである。
(敬称略)
続く
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