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【ドラブラ】私が考えたサークル戦の戦術について

 8月6日のサークル戦を以って、自分の所属していたサークル「REBORN」を脱退・解散しました。何となくサービス開始からの4ヶ月間を振り返りたいと思います。

前ゲームからの移動で、マスターやるつもりもなかったけど、星券でたまたまサークルを作成したという理由だけでREIGNのマスターをやり始め、HIT時代に絡みがあった「遊々」合併したあたりから、サークルメンバーが100人を超えて本当の意味でのマスターの大変さを知った。

この時代は、最上位サークル「castra」と「VVIP」の2強時代で、ランキングもほぼその2サークル。対してREIGNはランキング100位ギリギリに1人~2人くらい入っているレベルで戦力の差は歴然。人数もREIGNのアクティブメンバーは60名程に対して上位サークルは100人程。まず勝てない。

そんな時に火曜のサークル戦で当たったのは当時最強でまだ1戦場も落としていない「castra」。当たった瞬間まず”勝つ”ということは捨て”絶対に1戦場取る”という明確な作戦を立てて、まずはメンバーに戦力差があっても勝てるという感覚を覚えていただこうと考えました。

作戦を考える上で、大前提としてどんな巧妙な作戦を考えようが、その作戦を理解させるのは難しいし、理解してくれる人というのはもともとゲーム慣れしていてある程度動ける人と考え、まずはゲーム慣れしていない人をどのように動かすかという点を考えました。

その時ふと思ったのが、保険の授業で道端に倒れている人がいたときの対応を説明していた授業を思い出しました。

「誰か救急車を呼んでください!!!」

と叫んでも、誰も救急車を呼んでくれないので、救急車を呼ぶときは

「あなた、救急車を呼んでください」

と、人を指定すること。みたいな内容をほんのり思い出し、何か1つ役割を与えようと考えました。

その役割というのは、「1つの拠点に何があっても滞在しその場所でひたすら戦ってください」というただ1つのことでした。
こうすることにより、移動する時間を削減することと、戦闘中に指示しなくてはいけないメンバーを絞ることができました。

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こうしてVCを聞いて動けるメンバーを自由にしたことにより何とか当時最強だったcastraから初めて1戦場もぎ取ることができ、さらに戦力差があっても勝てるという事実をメンバー全員に覚えていただいたことにより、サークル戦に興味を持っていただくことができました。

そして迎えた次の火曜日に最強候補の1つ「VVIP」と当たることが決定しました。

先週のcastra戦では1戦場取ることができたので、VVIPには2戦場取るという目標を考えました。当時はすでに5戦場開放するほどの人数が在籍していたので、いわゆる「捨て戦場」というものができていたので、たとえVVIPが開いてでもうまく隙をつけば3戦場勝つことができると考えました。

当時の作戦がこれ

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先週のcastra戦でもそうですが、特に意識したことはVC無しの人の動かし方と、戦力差をいかにして縮めるかという点を考えました。

刻印阻害するにあたり、1人がスキルを1個打って阻害使用が1億人でスキルを1億個打って阻害しようが同じことです。1人が確実に阻害できれば次の刻印まで10秒間時間を作ることができるので、とにかく”味方との距離を取ってください”という指示を出しておりました。

また、この時特に気を付けたのは、あまりサークル戦に興味がないであろうメンバーへの指示です。対象のメンバー全員に個チャを送り、今回のサークル戦でやってほしいただ1つのこと「仲間との距離を取ること」を説明しました。

こうして望んだVVIP戦の結果は

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火戦場が勝てれば勝ちという状況。

そしてこの火戦場も、リズムを崩したのは「左下の拠点に飛べないバグ」だ。

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結果論となってしまうが、おそらくこの飛べないバグがなかったらこの時も勝っていただろう。

そして、その1週間後、今度は木曜日のサークル戦で当時の全サバ最強クラスのサークル「xGate」と当たったのであった。

この当時、実は木曜日のサークル戦は他サークルと当たった時はほぼすべて完全試合で勝っていたので、実質REIGNでの木曜サークル戦の初戦となったのだ。

事前情報より、相手の人数は120人程と分かっていたのに対して、REIGNは80名~90名程。そして戦力についても圧倒的な差。

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まさに地獄。。

ただ木曜日に関しては、単純な殴り合いのルールではない。
ドラゴンボールのヤムチャだって、栽培マンに負けることによって少なからず少しの間を作ることができたはず。

ドラブラのサークル戦は火曜日もそうだが木曜日についても10人で阻害しようが1人で阻害使用が同じこと。

拠点を守るという観点で考えると、刻印しているメンバー以外をいくら殴ったとしても意味がない。復活するのだから。

こういう細かいところを突き詰めていくことによって、守ることに関しては人数差なんてあまり関係ないと私は考えています。

例えば相手が120人でこちらが80人しかいないとする。

極端な例を挙げるとすれば、相手は各拠点に25人配置していたとした場合、こちらは10人でしっかり確実に守ることができれば、そのうちの1拠点を25vs40で挑むことができる。場所的有利拠点をこの人数差で攻めれば間違いなくとることができるだろう。

上記に記載したことはだれでも考えることができると思うが、これを全員に理解してもらうことはまず無理だろう。

この戦いでの全体に指示した作戦は以下の通りです。

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フェーズ1の攻撃面については、”最初の1分は全力攻撃だ”ということを全体に周知して、一気に取ることを意識した。
また、全体の流れとしても大きく2フェーズに分けて、1人1人にサークル戦の流れを理解していただくことによって、全体としての指揮も上がる。

フェーズ2については、まだスキルに慣れてない人向けに攻撃テンプレートを考えて書いた。ただここは正直全体の10%伝わればよいと考えていた。

何故かというと戦う相手の戦闘力が圧倒的に高いので、スキルを打てたとしても1発か2発しか打つことができないからだ。

こうして望んだxGate戦の結果はこうだ。

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流れとしては、最初は想定通りに自陣拠点2拠点を取ることができ、刻印阻害もうまくいっていたが、相手が橋に人を置いてきたことにより、阻害に行くリズムが崩れて敵陣の2拠点を取られ、中央も圧倒的戦力差でリズムが崩れて取られてしまったのだ。

ただ、自陣を早い段階で取っていたので、後は守れば勝てるというところまで行けたのだが、この時のREIGNはほぼ初戦で維持ボーナスを全然考慮しておらず、無理やり敵陣を取りにいったのだ。

この判断が悪かった。

敵陣に人を送り込んだことにより自陣が手薄になり、維持ボーナスが高かった拠点をとられたのだ。

こうしてこの戦いは敗戦で終わってしまった。

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点差は僅差だったが、最終的な結果がこれだ。

真っ赤も真っ赤。おそらく11~20位もほとんど相手側だっただろう。

この敗戦から、もっと人数がいれば勝てたという結論に至り、REIGNをつぶしてでも合併の道を歩もうと判断したのだ。

合併するにあたり、検討したサークルは、戦力はそこまで高くないが、discord参加率が良いサークルを探していた。

discordに参加だけしてもらえれば、サークル戦の出欠を取ることができるし、作戦も伝えることができる。

そこで目を付けたのが「REBORN」だった。

自由の風上位2サークル「castra」「VVIP」を倒すために。

正直REIGNをつぶすということはすごく悩んだし、反感もあった。

「なんでサークル潰してまで合併したんだ?REIGNが好きだったのに」

とも言われたが

私がサークル戦の全指揮はもらっていることと、今後どういう道を歩むかを説明したら理解をしてもらえた。

そしてREIGNはREBORNに吸収される形で合併した。

合併当初は、人数差でどんなサークルにも負けず連勝を重ねていただき、ついに迎えたのだ。

そう、「VVIP」との戦いだ。

実はこの戦いの前に「スパイ事件」があったのだ。

簡単に説明すると、とあるサークル戦後に誰かが

「VVIPはサークル戦の時指揮官しかしゃべってないらしいよー」

という発言をメンバーの1人がスパイしているのではないかと勘違いしてVVIPのメンバーに確認したというのが、なぜか炎上してしまった事件だ。

もちろんそんな情報で戦況を変えることなんてできないし、そもそもスパイなんてこのゲームにおいてあんまり意味がないと考えている。

この人数いれば絶対に情報が洩れるから、指揮官はそれを考慮した上で作戦を考えている可能性があるからだ。

結果的には勘違いに終わった事件であったが、当時のREBORNメンバーはこの一見があったのでVVIP戦は絶対に勝ちたい気持ちが強かったのだ。

当時の戦力差は歴然、人数差も歴然。
VVIP側は100名~120名いるのに対して、こちらは100名弱しかいなかったのだ。

まずはこの人数差を埋めることを考えなければならない。

当時他のサークルがとっていた主流の作戦は、3拠点寄せだ。
3拠点に40名近いメンバーを配置し、確実に3戦場勝つという作戦だ。

ただこの作戦はシンプルだが穴だらけだ。

3戦場寄せは2戦場確実に落としてしまうので、相手側は1戦場勝てばよいだけ。なのでサークルの全戦力を3戦場の内の1つにあてることができれば勝てるからだ。

過去のVVIP側の結果を見ると、3拠点寄せをしていたことは分かっていが、当時のVVIPは合併直後であったため、4拠点寄せまで想定して作戦を考えていった。

それに対してこちらがとったのは、戦力を2つに分けることと、捨て拠点を確実にとる部隊を作成したのだ。

当時の作戦がこれだ。

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火曜日のサークル戦は、入場後に相手がどの拠点に何人配置してるかわかる仕様になっている。

予めどこの拠点に攻めると決めていない部隊を作ることによって、運要素というものはほぼ0にすることができる。

この時すでに個人個人何をやるべきかというのは、これ以前のサークル戦で皆に理解していただけていたので、各戦場の人数配置を考えることだけに集中できた。

当時の参加人数が95名だったので、

メイン戦場にそれぞれ35名、捨て戦場は25名配置し、なるべく敵のメイン戦場から移動させないようにする作戦を取った。

こうして迎えたVVIP戦の結果は・・・

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REBORN     VVIP
メイン戦場 VS 捨て戦場
メイン戦場 VS メイン戦場
捨て戦場  VS メイン戦場
捨て戦場  VS 捨て戦場
捨て戦場  VS メイン戦場

上記の形となった。

捨て戦場担当の25名の内、まずは相手のメイン戦場である精神から人を流さないために精神へ15人の精鋭を送り込んだ。

相手の捨て戦場であった、地、風には確実にとれるようそれぞれ5名配置し、後から敵が来ても大丈夫なようにすぐに全拠点占拠させた。

メイン戦場同士の戦いについては、1人1人の練度の高さで勝利を収めることができた。

こうしてVVIPとの一戦は危なげなく勝利を収めることができた。


そしてこの1週間後、ついに当時最強だった「castra」と当たるのだった。


当時、castraとの戦力差は歴然で、普通に戦うとまず勝てないことは理解していた。

圧倒的な戦力差だ。

ただ、こちらには1つ武器があった。

それは、先週VVIPに勝てたことだ。
VVIPに勝てたことにより、サークル戦に興味を持ってくれる人が増えて、少し複雑な作戦を組んだとしても、みんな作戦を確認してくれる状況にあったことだ。

なので、相手の配置を見て動けるような配置を取ったのだ。

そしてもう1つはVVIP戦同様に捨て拠点を絶対にとることだ。

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上記の作戦を取ることにより、仮に捨て戦場となった場合でも、すぐに相手のメイン戦場に合わせることができるのだ。

そして、さらに後ろに戦力高めで動きがわかるメンバー10名を配置しておいたのだ。この10名が助っ人に行けばその戦場は取れるというメンバーだ。

この時の各戦場の役割は下記の通りだった。

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メインである火戦場と水戦場は、2つともメイン戦場の位置づけだったが役割は全然違った。

火戦場に戦力を固め、絶対勝つ戦場として構築し、水戦場は相手を移動させないことを目的とした部隊だった。

こうすることにより、捨て戦場2拠点と火戦場の3拠点取れると考えたのだ。

ただ、相手は最強のcastra、これだけでは勝てないと考えた。

こういう戦いの時、どうしてもメイン戦場に戦力が固まることは分かっていたので、逆に第3戦場を落としにいく作戦を考えた。

先ほど外だしした10名を第三戦場にあてるのだ。
VCもできて戦力も高めの10人であれば多少人数差があっても勝てる可能性は生まれてくる。

こうして、2段階構えの作戦を構築した。

ただ1つ問題点がある。
それはこちらのメイン戦場をしっかり相手のメイン戦場にあてることだ。

そこで考えたのが入場順番を分ける作戦だった。

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まずは、勝つことが目的ではない水拠点を全員入場させて、相手が合わせてきたのであれば火戦場もすぐに入場させるという作戦にした。

もし、被せてこなかった場合は、捨て拠点に見せかけてギリギリで入場させるという作戦だった。

結果的には、相手が開始早々火と水に寄せてきていたので予定通り入場ができた。

こうして挑んだcastra戦の結果は・・・

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無事勝利をすることができた。

完璧に想定通りではなかったが、火戦場と水戦場で相手メンバーの移動をすぐにさせなかったことにより、捨て戦場と第3戦場が取れて勝利できたのだ。

もちろんこの作戦をやるためには全体としての練度も必要だし、サークル戦のやる気が低い段階でやってもうまくできなかったと思う。

どのサークルでも「作戦を読んでくれない」と、悩んでいる指揮官がいると思うけど、まずは作戦を読んでもらえる環境を作ることが重要だと私は思う。

作戦決めとか頑張っている姿を見て、じゃあ読むだけ読むかーといるメンバーも出てくるし、サークル戦が楽しくて読んでくれるようになるメンバーだっている。

とにかく、メンバー1人1人に”役割”があれば、何をやればよいのかと作戦を読んでもらえる。

「この人戦力低いし、やる気ないからどうでもよいやー」

とか思うのは論外。

「この人にどうやったらサークル戦を楽しんでもらえるんだろう」

という考え方にした方が大人数の戦いにおいては重要だと私は思います。


そしてこの後、castraとの合併し全サーバー最強を目指すこととなります。

殴り書きして疲れたので、またの機会に書きます!

ではまた!(疲れた・・・w