グリーンネックレス

植え替えをしました。のびのびと伸び、鉢底から根がちょっぴり出てきていたので。

初心者でも簡単に育てられる、という話だったので気楽に購入したグリーンネックレスは確かに殆ど放置でこんなに元気に育ってくれた。
直接の日光が当たる場所に出しすぎて少し葉焼けを起こしてしまったり、あまりにも長い期間水やりをサボっていたせいでつぶつぶの葉が無残に萎んで枯れてしまった部分があったりもするのだけど、生育期には「マジでか?」というくらいフサフサと伸びてきた。

まるまると太った葉っぱこそがかわいいと思うので、小さめのプランターに丸ごと移した。
縦長鉢から〝垂れ〟があるのは室内グリーンに対する憧れでもあったのだけれど、小さく弱々しい葉を増やしながらどんどん伸びる様子は、水や土を求めて生き延びようとしているようであって、そのままを楽しみ続けるのは少し心理的に苦しかったので。

どうだ、これで充分に水を得てまるまると太ったグリンピースの山みたいになれるだろう。と垂れ部分を土に乗せた。
グリーンネックレスはもともとつるの途中途中に気根みたいなのがあって(みたい、じゃなくて気根なのかもしれない)、土があればそこから根を張っていく。
垂れの根っこから、たまの水やりだけではそりゃあ小さく弱々しい葉しかつかなかっただろうけれど、根が張れば十分に水を蓄えられるはずなので、とにかく太らせる計画である。

太らせて、そしてまたこのプランターにも垂れが出来てくるようになったら、鉢分けするか鉢増しするかをまた考えていきたい。
植え替えをして思ったのは、グリーンネックレスの根はとても細々としていて、弱そうで怖いということ。
つぶつぶ部分の重量の50分の1もないような根の量である。そして細い。

他に育てていてたびたび植え替えをしている多肉というとこのハオルチアトゥルンカータなのだけれど、こやつは逆に「大根みたいだな……」って感じの太くて立派な根がズンッと出ていて、そこから枝分かれした根がびゅんびゅん伸びるタイプなので、植物も様々だなあと感心する。

なんにせよ日の当たり方が微妙な我が家に適合が難しく(×さぼり気味の世話で生き延びられなかったというのはある……すまん……)
明日は枯れ気味なアロマティカスを切って水に移す予定だ。
最初に徒長してから割と地味に生き延びているトレレアセイ、葉が落ちやすいと聞くので仕立て直すのも勇気がなく、奴に関してはもう少し悩んでみることにしよう。

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