モデル撮影は、無事終了

 昨夜は撮影に持って行くモノを選んでいた。ベージュのチノパンとインナーに着る白色半袖シャツは先方にも伝えてあるが、色味バランスが合わなかった時の代打衣装を準備する必要があった。

 サングラスのオーダーがあったが、真っ赤なレイバンくらいしか無いので今回はコンセプトに合わない。折り畳み式のスキー用サングラスを用意した。南の島のバカンスにも合わなくもない。
 他にはコンタクトを外した時の普通の近視メガネを5種類ほどピックアップした。

 ボトムスはベージュ一点では危ないので、真っ白なストレッチパンツを用意した。他にも腕時計のチェンジ用を2点、ハンカチーフを5点持って行くことにした。
 今朝はこれらをデイパックに詰め込み、ディーゼルのダウンジャケットを着込んで防寒装備で出発した。

 9時の集合時間では、まだ寒かった。しかし陽射しが強いので日向に居れば気温は上がっていく。
 天候は撮影に味方してくれた。

 後輩は昨日プレッシャーを掛けたので、褒めるわオダテルわで忙しい。ジャケットが4点、半袖シャツが4点ほどあるので、ジャケット時はインナーは半袖シャツ一枚、撮影商品の半袖シャツはボトムスを白色のストレッチパンツに履き替えて撮影した。
 陽射しがどんどん強くなるので、半袖一枚でも寒いほどではない。ただ滝の前では、全身に飛び散る水滴を眺めながらの撮影となった。
 周囲ではスケボー少年が走り回っている。

 撮影はカメラマンと二人、後輩は衣装準備とコーヒー買い出し係と荷物の見張り番、思いの外撮影は順調に進んだ。

 着替えに戻る度にモニター画面を見ては、「哲学者のホッファーのようだ」「想像した絵の通りに撮れている」と絶賛モードに入っていた。彼とは大学時代からの付き合いなので、イーズカの性格を良く知っていてホメちぎっていた。役割を存分に果たしてくれた。

 帰宅すると「さすがの世界観を表現してくれました」とメッセージが入っていた。なんとか無事にモデル撮影は終了したようだ。

 ファッション発表前に出しても構わないメイキング画像を送ってくれるらしい。画像はしばしお待ちあれ。


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