実り多い、土曜日

 管理人仕事を少し増やすことにした。現在の管理会社では既に1日に7.5時間も働いているので、労基署から「これだけ働いているのなら、正社員にしろ」と指導が入っている。
 最初は「偽装請け負い」として自営業者になれ、と言われたが、そんな事は拒否。
 担当者を締め上げて「オマエは労基署の指導を、イーズカに転嫁しているだけだ。」と説教した。会社として「では正社員にします」と言ったきり、もう2年が経とうとしている。
 コチラも正社員になる気など無いので、会社の弱みを握りつつ大手ゼネコンのビルメンテ会社を通じて勤務時間を増やすことにした。慢性的な人手不足なので、何とかなるだろう。

 ラテンエアロに出てから久しぶりに整骨院に行き、渋谷のんべい横丁に行った。紫水に原稿を預けて楽しく語った。
 ウラの淡路では結婚式帰りの若い泥酔客が居た。20代後半で「結婚式ご祝儀ビンボー」だと嘆いていた。
 イーズカが「もう葬式にしか呼ばれない身よりは、マシだ」と言うと納得していたが、二人連れのうち一人が先週に結婚したらしい。もう一人は、「結婚パーティでの出会いが無い」と荒れていた。
 若者らしい楽しい荒れ方なので、茶々を入れながら楽しんだ。

 それから踊りたいので、2丁目のアイララに行った。「これから行くよ」とのメールに、ミドリちゃんから動画が送られて来た。なんとハリケーン・ヨーコの娘の画像である。
 ウクレレのようなモノを弾きながら歌っている短いモノだ。イーズカの実家に来た時は小学校6年くらいだったので、もう高校を卒業する年齢である。アイツの娘らしく、毒気を含んだ美人である。

 ヨーコは娘と一緒に住むことになり、今回4月の来日は無くなったようだ。「それは平和で素晴らしい」と答えると、ミドリちゃんが「イーズカさんが、楽しみに待ってますよ、と返信しましょうか?」と言うので、「それだけは勘弁してくれ」とお願いした。
 アイララは墓参りから流れてきたかっちゃんやマコトさんも居て楽しい雰囲気だった。巨匠・森田潤氏のDJも素晴らしい。

 雨降りではあったが、収穫の多い土曜日であった。ハムくんのリクエストもあったので『結婚できない浦島太郎』の原稿をアイララにも置かせてもらう。
 昼アイララではクリエーター料金を適用されているので、恥多き人生の「恥の上塗り」であるが仕方ない。

 言っときますけど、小説ではなくて「イーズカ半生記」です。間違っても「反省記」では無いので、そこんとこヨロシク。


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