「朝まで生テレビ」は悲惨

 寝てしまって、気が付いたら「朝生」が流れていた。片山さつきと三浦瑠璃の不愉快な声色で目が覚めた。
 ホントにこの二人は東大女子大生の成れの果てである。割り込む強引さと、論理の流れに逆らってドーデも良い自説を長々と垂れ流す能力だけは秀逸である。

 それに比べると『あなたは何故、総理大臣になれないのか』の小川淳也は生真面目すぎて破壊力に欠ける。片山さつきなど大キライだが、小川淳也の10倍くらいのパワーがある。
 しかし何よりも田原総一朗の痴呆ぶりがスゴイ。「こんな老人になったらオシマイ」な姿を演じ切っている。アベやスガと並んで、真っ先に「ジジイ捨て山」に強制送還してやりたい。

 「東京五輪の開催はどうすべきか」がテーマのようだが、興味の持てる論点はひとつだった。
 たしかJOC委員の一人が「カラダを鍛えて免疫力を高めるしかない。その為にもオリンピックを開催すべし」と主張していた。
 前半部の免疫力向上には賛成だが、オリンピックなど「百害あって一利なし」である。

 トップアスリートのカラダなど奇形に過ぎない。競技種目に特化してバランスを崩し、他を犠牲にしてしまうので健康体とは程遠い。
 競技スポーツは見世物としてはオモシロイが、国民全体の運動習慣の定着には何の効果もない。

 オリンピックは開催国にとって縁もゆかりもない種目を総動員して、わずか2週間で優勝者を決める。無駄な施設が山のように作られる。

 まず世界統一ルールで全員が競う意味など無い。各国がローカルルールで好きなようにやればよい。
 各国・各地域には必然的に発生するスポーツがあり、日本にフェンシングをやる必然性など無い。フェンシングと剣道とやり投げで優勝者を決めるなど興行としても成り立たない。
 世界大会が可能なスポーツなど、各国にある程度の競技人口が居るサッカー、テニス、ゴルフなどに限られていて、それらには既にワールドカップやグランドスラムなどがあり、オリンピックなど見下している。

 だいたい競技スポーツは国別対抗戦として代理戦争の役割を担っていて、平和の理念の正反対にある。それ故に各国が強化費を投入して安直なナショナリズムを煽るだけだ。
 甲子園野球のように国内で「オラが国自慢合戦」をやっている程度ならオメデタくて良いが、これを全世界でやるのに意味などあるのだろうか。

 そして「スポーツを見るファン」は運動などしない。ほとんどが運動不足で内臓疾患にまみれている。
 国がやるべき施策は運動習慣の定着化であり、ラジオ体操のように全国の公園や運動場でみんなが勝手にやれることが重要だ。
 競技スポーツなどスポンサーが付くのだから勝手にやらせれば良い。強化費など全廃して、「運動の習慣化」という地道な活動にこそ税金を投入すべきだと思う。

 オリンピックなど西洋貴族の遊びと思い込みであり、そんなルールに世界中が従う義理など無い。

 イーズカはワクチンなど打つ気も無い。内臓疾患ゼロの健康体がウイルスに対抗できる唯一の手段である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?