ユー・チューブ・シンガー

 昨夜ユー・チューブをつけていたら、素晴らしい曲のシンガーが登場した。ユー・チューブが推奨する「カバーシンガー・ベスト5」に入っていたサマンサ・ハーベイという歌手だった。
 画像も、いかにも自分の部屋で収録しながら歌っている。デスク上にあるのは、アップルのノートPCである。
 マイク以降の、録音だ編集だトラックダウンはすべてパソコン内のアプリケーションでできる。
 気になって今、彼女の名前を検索したらすぐに出て来た。彼女は掃除婦をしながらカバー曲を歌い、ユー・チューブに上げて、何十万人というファンを獲得してきた。
 ユー・チューブ・シンガーとしてはトップレベルにいる。
 とにかく聴いていて音が素晴らしい。部屋で収録しているが、収録音を録音スタジオのモニター・スピーカーで聴いているようだ。その臨場感に圧倒される。
 そんなシリーズをあれこれ聴いていたら、大好きな何曲かも彼女のようなユー・チューブ・シンガーであることが分かった。
 音楽業界も変わりつつあると痛感した。これまでのヤクザの出来損ないのような音楽プロダクションなど潰れるだろう、と思った。
 従来は高価な音響機材と音響スタッフとディレクター・プロデューサーが居ないと、デビューなど出来なかったが、もはやそんなものは必要ない。
 このような「無駄なエージェント」で真っ先に思い浮かぶのがデンツーである。
 本当に世の中の動きは、「デンツーなど必要としない」方向に突き進んでいる。
 イーズカが居た時代、デンツーでも協力会社を守るためにゲロを吐きながら働く社員が多数いた。今や下請け会社に競合参加しないように脅して回っている。
 こんなヤクザの手先の「チンピラ」のような会社は、日本全体から指弾を浴びている。火事場ドロボーの手下となっている寄生虫でしかない。
 もはや時代の流れは、こんな役立たずで害悪しかもたらさない会社に退場を求めている。とっとと会社を畳んで、本社ビルなど売却してしまえ、と心の底から思っている。


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