アタマ隠しても、バレる
先日あまりに寒かったので、カップヌードルでも食べようとスーパーの売り場に行った。
ちょうどカートを押している夫人が居たので回り込んだ。
背後から「こんにちわ」と笑いながら声を掛けられた。振り返るとジムでいつも遭っている長身美人だった。
「おや、まあ」とマヌケな返事をした。
寒いのでマスクとともに毛糸の帽子を被っていた。マスクを装着しないとジムに入館できないので、マスク程度では誰だか分かると知っていた。
ハゲアタマが露出していなければ判別できない、と思っていたが甘かった。日々遭っているので背格好や雰囲気で分かるようだ。
コロナのせいでマスク生活が2年も続いている。イーズカはマスクしない派だったが、この冬は寒いので防寒対策として付けている。仕事をサボる時にマスクと帽子程度では危険であることに気づかされた。
フェイスマスクでもすればイーズカであることは隠せるが、イーズカよりも更にワルイ奴だと主張しながら歩くことになる。
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