安倍辞任という茶番

 焼けるような陽射しの中、東京地裁から帰って来た。
 テレビニースで確認したいことがあったので点けると、辞任のニュースでどこも埋まっていた。

 これで今日は判決後の記者会見を流すテレビ局は無くなった、と分かってしまった。
 しかし、これほどのニュース性のある案件なのか? もう分かっていた事が具体化しただけである。

 諦めて整骨院に行ってマッサージを受けた。整体師が「背中が異常に凝ってます」と言う。
 「ああ、昨日エアロビに3レッスンも出たし、2つ目はボクササイズだったので背中に来たのだろう。パンチは打つときよりも、戻す時の方が筋肉を使い、すべてが背筋を鍛えてしまう。
 パンチもトドメを刺す時は打ち抜くが、通常は弾くような打ち方の方が敵にダメージを与えられる。アゴなど揺らすように打てば脳髄まで破壊できる。」
 と格闘技話で盛り上がった。そして、午後の来客はみんな安倍辞任を知っている。

 「全員が、もう辞めた方が良い、としか言いません」という。当然である。あんな「火事場ドロボー」が「居直り強盗」になったような悪党には、国民全体が辟易としている。

 しかし家に戻ってテレビを見ると、「コロナ収束まではやって欲しかった」とか、「総理は激務だから」と信じられない「市民の声」に溢れている。

 だから日本のテレビはダメである。電波行政を政権に握られているので下僕である。それを更に固定化したのがデンツーである。デンツーは日本のテレビをゼロから作り上げ、みずからゼロに叩き落した。
 広告費に縛られているメディアなど、なんの信ぴょう性もない。ネットに駆逐されるのは必然的だった。もはや存在価値すら無い。

 17時からの記者会見など、10分でスイッチを切った。無意味・無内容な上に、「国民の支持に感謝したい」と述べていた。もはや異次元空間に住んでいて、ハダカの王様ならぬ狂った王様に成り果てている。
 こんなキチガイに「労う言葉」など要らない。刑務所に収監し100年くらい漢字書き取りでもさせた方がイイ。

 こんな奴らに政権を預けた挙句、次の衆院選で自民党を与党のままにするならば、日本の民度は「世界サイテー」と言われても返す言葉が無い。


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