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言葉たくさんあります。 ぜひ読んでください🍉

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記事一覧

家が寝ている

もう家が寝ているから 私の出番はない 待つのは歯磨き 折れそうな中指 縛り付けられてる 一思いに一息でろうそくを消してしまえば 怖いもの知らずに楽しみにできる 長い…

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2か月前
6

唇噛んで切れちゃいそう

どれだけ手を尽くしても身を尽くしても 理解し難い理由、訳 首がもげそうなくらい頷く 電線、マガジン、爆発的な風、9mmのカメラ  目が行き届きすぎてる部屋はこわいから…

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3か月前

存在しない言葉を話す

イヤホン越しの工事 砂の音がする 近頃遠慮がちな言葉 突然の寒さ 気高い猫子猫 存在しない言葉を話す 目を閉じると去年の今頃 わざわざ寒い日に散歩してた

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3か月前
3

友達になりたい

方角が分からないのに ただならぬ覚悟 ぐっと目をこらして なにがなんでも友だちになりたい

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3か月前
2

季節を間違えた日

二月の春 寒いはずなのにあたたかい 2ヶ月も季節を間違えた日  日除のコウモリ   旅行気分が抜けなくて 炎の避け方 膝の骨が砕ける 電気を通した ふすまに紐を通す

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3か月前
2

生々しい風景

  キラキラひかる車椅子 左肩をなでて リコールする 気泡 言いたげな空に含まれる温度 舌の上で感じてる FAXで伝言する言葉の粒 光の端の鏡の 内角で角を曲がる 車か…

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3か月前
4

ゾクゾクするような星の名前

どっかで吹きこぼれてるような気がして 左角曲がったら出口    即効性があるの探せば きちんと不思議で どっかに罠があったとしても やっぱり気が気でない曜日の コン…

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3か月前
1

黒と紺の中間

電柱にぶら下がってるネクタイ 黒く塗りつぶされたネイル 水たまりがうずくまるビルに立て込んで 銃をかまえた そんな度胸はなく 影が長く伸びるただの日 黄昏れられるの…

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4か月前

感電するクリスマス

感電するクリスマス たくさんのふしぎをこぼした

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4か月前
3

銃口の中身

銃口の中身と口裏合わせ 体を漁って羽根と羽が合わさる ふざけて追いかけられて走って とにかく どくどく、 軽い打音 どこからも都合をつけてやってきた 私が倒れる速度…

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4か月前
2

ひとつずれたら

真剣な顔で七並べをしている 恨みを買ったらどうしよう 目の前で言葉がとっちらかる 畳は10畳控えめな土地 見かねた空が土を蹴った時 キックボードの意味がなくなって、 諸…

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5か月前
4

ふたりっきりの夏

じゃれた言葉がなくなっても ひとつもバレないように話していたい 悲しみを悠に超えた夏が生まれる 広がった悲しみを歌に纏って 楽器が鳴る、声には出さない ふさいでた音 …

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7か月前
1

日陰のソフトクリーム

日陰のソフトクリーム 溶けにくそうにしている

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8か月前
5

夏の飾り

失う確率よりよほどに広い空 傷跡だらけの毎日に 目を見て分かることって、 三角形に型取ってキッチン  庭の排水溝 キッチンカーの窓を開けて でっち上げた夏の窓の夢 …

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8か月前
1

少年記

信号が青に変わったことも 気づかないくらい立ち尽くして 季節が変わる音に恋をする 僕らの少年記が始まったよ あの川に何捨てたの 感情の変化に呼び覚まされ 魂ごと入れ…

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8か月前
3

ハッピーエンドじゃないの

ハッピーエンドじゃないの 僕にとっては全然ハッピーエンドじゃないの ひかる背中に飛び乗ってととどめ刺された 全然ちゃんとしてないのにのぼせてる あっついあっつい…

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8か月前
3
家が寝ている

家が寝ている

もう家が寝ているから
私の出番はない

待つのは歯磨き
折れそうな中指
縛り付けられてる

一思いに一息でろうそくを消してしまえば
怖いもの知らずに楽しみにできる

長い爪に噛み締めた
夢から夢までの着地点

唇噛んで切れちゃいそう

唇噛んで切れちゃいそう

どれだけ手を尽くしても身を尽くしても
理解し難い理由、訳
首がもげそうなくらい頷く

電線、マガジン、爆発的な風、9mmのカメラ 
目が行き届きすぎてる部屋はこわいから 
寝なくても起きてても、
そういう変なものの類と遭遇する

瞬間的な目元に
もう、物分かりのいい部屋
あぁ、唇噛んで切れちゃいそう

存在しない言葉を話す

存在しない言葉を話す

イヤホン越しの工事
砂の音がする
近頃遠慮がちな言葉
突然の寒さ
気高い猫子猫

存在しない言葉を話す
目を閉じると去年の今頃
わざわざ寒い日に散歩してた

季節を間違えた日

季節を間違えた日

二月の春 寒いはずなのにあたたかい
2ヶ月も季節を間違えた日 
日除のコウモリ  
旅行気分が抜けなくて

炎の避け方
膝の骨が砕ける
電気を通した
ふすまに紐を通す

生々しい風景

生々しい風景

 

キラキラひかる車椅子
左肩をなでて
リコールする

気泡
言いたげな空に含まれる温度

舌の上で感じてる

FAXで伝言する言葉の粒
光の端の鏡の
内角で角を曲がる

車から漏れ出るラジオ
生々しい風景
消された景色に
もっともらしい言葉
外角からせめてもの
せめてもの歌
もっと迫り行く迫りくる

時を跨いで
瞳ごと沈んで行く

ゾクゾクするような星の名前

ゾクゾクするような星の名前

どっかで吹きこぼれてるような気がして
左角曲がったら出口   
即効性があるの探せば
きちんと不思議で

どっかに罠があったとしても
やっぱり気が気でない曜日の
コンビニ口塞がれた涙
アイスまだね、拗ねないで

この日をそう待ってたのよ   

甘ったるくて辛くてそして切ないのよ

どっかに紐が垂れ下がってるの
愛の方向性に触れたり
ゾクゾクする様な星の名前
口当たりヒントにして、口に出してみて思

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黒と紺の中間

黒と紺の中間

電柱にぶら下がってるネクタイ
黒く塗りつぶされたネイル
水たまりがうずくまるビルに立て込んで
銃をかまえた

そんな度胸はなく
影が長く伸びるただの日
黄昏れられるのは平和だからだと
心臓に何も異常がないことを嬉しく思う

星の粒にまで思考がとんで
途切れた水、固まりが黒と紺の中間
皮膚ちょうどにめりこんで、めりめりと込み上げる音
地面が地球が真っ直ぐだったら
この景色はない

ふらふらただよう夜

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銃口の中身

銃口の中身

銃口の中身と口裏合わせ
体を漁って羽根と羽が合わさる
ふざけて追いかけられて走って
とにかく

どくどく、
軽い打音

どこからも都合をつけてやってきた
私が倒れる速度で、時速を測って
ちらっと覗いた幽霊、あなたの影が

背負いきれない形を崩して

変わってゆく
変わってゆく
変わってゆく途中

引きちぎったからだを、
雨は変わってゆく途中

ひとつずれたら

ひとつずれたら

真剣な顔で七並べをしている
恨みを買ったらどうしよう
目の前で言葉がとっちらかる
畳は10畳控えめな土地
見かねた空が土を蹴った時
キックボードの意味がなくなって、
諸行無常の常 私

禁断の紫
肌色が怖くなってうすれたら
麻婆茄子を食べたことがあることを自慢して
味方が1人だってさかさまに侵食するから、
見つめあったぐらいで
この航路をぎりぎりのところで引き返すくらい
君には力があるみたい

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ふたりっきりの夏

ふたりっきりの夏

じゃれた言葉がなくなっても
ひとつもバレないように話していたい
悲しみを悠に超えた夏が生まれる
広がった悲しみを歌に纏って
楽器が鳴る、声には出さない
ふさいでた音
心が鳴るならそれに従って

町中から隠れたり
道順に逆らったり
寝床を探して狭い道を行ったり来たり

今よりもほんの僅か日の翳る時間に

ふたりっきりの夏は

何も間違うことない空に飛び乗って

夏の飾り

夏の飾り

失う確率よりよほどに広い空
傷跡だらけの毎日に
目を見て分かることって、

三角形に型取ってキッチン 
庭の排水溝

キッチンカーの窓を開けて
でっち上げた夏の窓の夢 

陽がやわらかい
眠たいと悲しいの真ん中にホームと線
目覚めの悪い日でも
体全てを投げ捨てても向こうの窓では

岐路に立たされて
目の前の船にのり雨を走らせる
線と線が絡まって目の前が真っ暗になる

イヤホンコードレコード
無人駅

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少年記

少年記

信号が青に変わったことも
気づかないくらい立ち尽くして
季節が変わる音に恋をする
僕らの少年記が始まったよ

あの川に何捨てたの
感情の変化に呼び覚まされ
魂ごと入れ替わったら
生まれ変わった雨の後

世界が変わるような青
鮮やかなその瞬間を見てたよ 

青に塗り変わった体透明度
雲がより混ざって空の向こうへと
風が吹き飛ばして葉っぱざわめいて
青がオレンジに時が進んでく時

いつかぶつかってどっ

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ハッピーエンドじゃないの

ハッピーエンドじゃないの

ハッピーエンドじゃないの

僕にとっては全然ハッピーエンドじゃないの

ひかる背中に飛び乗ってととどめ刺された

全然ちゃんとしてないのにのぼせてる

あっついあっついあっついって

言うことすら はばかられるよ

向かい合う太陽と睨み合う

手で遮った方が負け

私の手の中に太陽を全部包んで

水たまりにたまる僕。

僕も僕もつかる

花火を放つ僕の手のひらに

握り合ったらあっつい手のひら

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