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詩っぽいものたちを集めた
日記的なものたちです。
思ったことを書いている。明るめ。
もう家が寝ているから 私の出番はない 待つのは歯磨き 折れそうな中指 縛り付けられてる 一思いに一息でろうそくを消してしまえば 怖いもの知らずに楽しみにできる 長い…
どれだけ手を尽くしても身を尽くしても 理解し難い理由、訳 首がもげそうなくらい頷く 電線、マガジン、爆発的な風、9mmのカメラ 目が行き届きすぎてる部屋はこわいから…
イヤホン越しの工事 砂の音がする 近頃遠慮がちな言葉 突然の寒さ 気高い猫子猫 存在しない言葉を話す 目を閉じると去年の今頃 わざわざ寒い日に散歩してた
方角が分からないのに ただならぬ覚悟 ぐっと目をこらして なにがなんでも友だちになりたい
二月の春 寒いはずなのにあたたかい 2ヶ月も季節を間違えた日 日除のコウモリ 旅行気分が抜けなくて 炎の避け方 膝の骨が砕ける 電気を通した ふすまに紐を通す
キラキラひかる車椅子 左肩をなでて リコールする 気泡 言いたげな空に含まれる温度 舌の上で感じてる FAXで伝言する言葉の粒 光の端の鏡の 内角で角を曲がる 車か…
どっかで吹きこぼれてるような気がして 左角曲がったら出口 即効性があるの探せば きちんと不思議で どっかに罠があったとしても やっぱり気が気でない曜日の コン…
電柱にぶら下がってるネクタイ 黒く塗りつぶされたネイル 水たまりがうずくまるビルに立て込んで 銃をかまえた そんな度胸はなく 影が長く伸びるただの日 黄昏れられるの…
感電するクリスマス たくさんのふしぎをこぼした
銃口の中身と口裏合わせ 体を漁って羽根と羽が合わさる ふざけて追いかけられて走って とにかく どくどく、 軽い打音 どこからも都合をつけてやってきた 私が倒れる速度…
真剣な顔で七並べをしている 恨みを買ったらどうしよう 目の前で言葉がとっちらかる 畳は10畳控えめな土地 見かねた空が土を蹴った時 キックボードの意味がなくなって、 諸…
じゃれた言葉がなくなっても ひとつもバレないように話していたい 悲しみを悠に超えた夏が生まれる 広がった悲しみを歌に纏って 楽器が鳴る、声には出さない ふさいでた音 …
日陰のソフトクリーム 溶けにくそうにしている
失う確率よりよほどに広い空 傷跡だらけの毎日に 目を見て分かることって、 三角形に型取ってキッチン 庭の排水溝 キッチンカーの窓を開けて でっち上げた夏の窓の夢 …
信号が青に変わったことも 気づかないくらい立ち尽くして 季節が変わる音に恋をする 僕らの少年記が始まったよ あの川に何捨てたの 感情の変化に呼び覚まされ 魂ごと入れ…
ハッピーエンドじゃないの 僕にとっては全然ハッピーエンドじゃないの ひかる背中に飛び乗ってととどめ刺された 全然ちゃんとしてないのにのぼせてる あっついあっつい…
2024年3月28日 16:41
もう家が寝ているから私の出番はない待つのは歯磨き折れそうな中指縛り付けられてる一思いに一息でろうそくを消してしまえば怖いもの知らずに楽しみにできる長い爪に噛み締めた夢から夢までの着地点
2024年2月23日 23:11
どれだけ手を尽くしても身を尽くしても理解し難い理由、訳首がもげそうなくらい頷く電線、マガジン、爆発的な風、9mmのカメラ 目が行き届きすぎてる部屋はこわいから 寝なくても起きてても、そういう変なものの類と遭遇する瞬間的な目元にもう、物分かりのいい部屋あぁ、唇噛んで切れちゃいそう
2024年2月23日 23:06
イヤホン越しの工事砂の音がする近頃遠慮がちな言葉突然の寒さ気高い猫子猫存在しない言葉を話す目を閉じると去年の今頃わざわざ寒い日に散歩してた
2024年2月21日 17:24
方角が分からないのにただならぬ覚悟ぐっと目をこらしてなにがなんでも友だちになりたい
2024年2月20日 01:18
二月の春 寒いはずなのにあたたかい2ヶ月も季節を間違えた日 日除のコウモリ 旅行気分が抜けなくて炎の避け方膝の骨が砕ける電気を通したふすまに紐を通す
2024年2月8日 23:23
キラキラひかる車椅子左肩をなでてリコールする気泡言いたげな空に含まれる温度舌の上で感じてるFAXで伝言する言葉の粒光の端の鏡の内角で角を曲がる車から漏れ出るラジオ生々しい風景消された景色にもっともらしい言葉外角からせめてものせめてもの歌もっと迫り行く迫りくる時を跨いで瞳ごと沈んで行く
2024年2月3日 00:24
どっかで吹きこぼれてるような気がして左角曲がったら出口 即効性があるの探せばきちんと不思議でどっかに罠があったとしてもやっぱり気が気でない曜日のコンビニ口塞がれた涙アイスまだね、拗ねないでこの日をそう待ってたのよ 甘ったるくて辛くてそして切ないのよどっかに紐が垂れ下がってるの愛の方向性に触れたりゾクゾクする様な星の名前口当たりヒントにして、口に出してみて思
2024年1月19日 01:54
電柱にぶら下がってるネクタイ黒く塗りつぶされたネイル水たまりがうずくまるビルに立て込んで銃をかまえたそんな度胸はなく影が長く伸びるただの日黄昏れられるのは平和だからだと心臓に何も異常がないことを嬉しく思う星の粒にまで思考がとんで途切れた水、固まりが黒と紺の中間皮膚ちょうどにめりこんで、めりめりと込み上げる音地面が地球が真っ直ぐだったらこの景色はないふらふらただよう夜
2024年1月9日 14:14
感電するクリスマスたくさんのふしぎをこぼした
2024年1月6日 20:42
銃口の中身と口裏合わせ体を漁って羽根と羽が合わさるふざけて追いかけられて走ってとにかくどくどく、軽い打音どこからも都合をつけてやってきた私が倒れる速度で、時速を測ってちらっと覗いた幽霊、あなたの影が背負いきれない形を崩して変わってゆく変わってゆく変わってゆく途中引きちぎったからだを、雨は変わってゆく途中
2023年12月6日 23:52
真剣な顔で七並べをしている恨みを買ったらどうしよう目の前で言葉がとっちらかる畳は10畳控えめな土地見かねた空が土を蹴った時キックボードの意味がなくなって、諸行無常の常 私禁断の紫肌色が怖くなってうすれたら麻婆茄子を食べたことがあることを自慢して味方が1人だってさかさまに侵食するから、見つめあったぐらいでこの航路をぎりぎりのところで引き返すくらい君には力があるみたい黒
2023年10月15日 17:46
じゃれた言葉がなくなってもひとつもバレないように話していたい悲しみを悠に超えた夏が生まれる広がった悲しみを歌に纏って楽器が鳴る、声には出さないふさいでた音心が鳴るならそれに従って町中から隠れたり道順に逆らったり寝床を探して狭い道を行ったり来たり今よりもほんの僅か日の翳る時間にふたりっきりの夏は何も間違うことない空に飛び乗って
2023年10月2日 13:48
日陰のソフトクリーム溶けにくそうにしている
2023年10月2日 13:32
失う確率よりよほどに広い空傷跡だらけの毎日に目を見て分かることって、三角形に型取ってキッチン 庭の排水溝キッチンカーの窓を開けてでっち上げた夏の窓の夢 陽がやわらかい眠たいと悲しいの真ん中にホームと線目覚めの悪い日でも体全てを投げ捨てても向こうの窓では岐路に立たされて目の前の船にのり雨を走らせる線と線が絡まって目の前が真っ暗になるイヤホンコードレコード無人駅
2023年9月14日 00:45
信号が青に変わったことも気づかないくらい立ち尽くして季節が変わる音に恋をする僕らの少年記が始まったよあの川に何捨てたの感情の変化に呼び覚まされ魂ごと入れ替わったら生まれ変わった雨の後世界が変わるような青鮮やかなその瞬間を見てたよ 青に塗り変わった体透明度雲がより混ざって空の向こうへと風が吹き飛ばして葉っぱざわめいて青がオレンジに時が進んでく時いつかぶつかってどっ
2023年9月9日 19:33
ハッピーエンドじゃないの僕にとっては全然ハッピーエンドじゃないのひかる背中に飛び乗ってととどめ刺された全然ちゃんとしてないのにのぼせてるあっついあっついあっついって言うことすら はばかられるよ向かい合う太陽と睨み合う手で遮った方が負け私の手の中に太陽を全部包んで水たまりにたまる僕。僕も僕もつかる花火を放つ僕の手のひらに握り合ったらあっつい手のひら