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おもいで

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モノクロームの想い出に色を点けたもの。
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#聴色

−聴色− 「先生も、あなたの何分の1か苦しい」

ぼくは、小中高と真面目な学生時代を過ごした。 その真面目がたたって、高校3年生の時に不登校に片足を突っ込んだ。 舟木一夫もびっくりだろう。 (そのときの話はこちら↓) 3回目に学校を休んだ次の日の放課後、担任の先生にお呼び出しされた。 教室には先生とぼくだけ。 「何が苦しいのか、教えてほしい」 そのときのぼくは、誰も信じられなかった。ぼくの苦しみなんて誰も分からない。話してなるものか。 「あなたが苦しんでいるのがすごく分かる。」 「でも、先生も、あなたの何分の1か