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丁寧道。

なんで飛び込むの??

今日は不動産マーケ界隈では有名人の株式会社グラウンド 鈴木社長とYouTube Liveをしました。

業界人なら分かるかもですが、不動産売買仲介業の一大旋風を起こした”一括査定サイト”も導入機、成長期、成熟期も超えて衰退期に入り査定サイトも不動産会社も淘汰されていくフェーズに入っている感じです。

私が面白いなって思ったのは鈴木社長がYouTubeチャンネルを運営し、すごい歩留とエンゲージメントを実現している中でこの”一括査定サイト”の魑魅魍魎(ちみもうりょう)な渦中にあえて飛び込むのか。それも業界では絶対はずせない電話をかける方も電話を受け取る方もストレス満載やけど他にいい方法が思いつかないからついついかけちゃう”電話”攻撃を捨てて、歩留を狙うそうです。

初めそれを聞いた時、多分仮説を立てて分析してトライし、新しい結果を出すのがただ、好きなのかなと思っていました。

ご本人はそうなのかも知れません。
でも私はその話を聞いていて、深読みというか違う受け取り方をしたというか、戦略としてすごいというよりそれを考えつく根源というか平たくいうといい人?嘘がつけない?まっすぐな人?どう言ったらいいかわかりませんが、途中からお坊さんに”経”を解かれている感じになってきました。

一見綺麗に見える綺麗じゃないものではなくて、本当に綺麗なもの。

あんまり言えませんが、鈴木さんがやっていることは一見洗練されていて、スマートで万人に綺麗やけど記憶には残らないものではなくて、めちゃめちゃ手間もかかってしんどいけど、食べてもらいたい人に食べてもらえたら食べた人は何故か涙がこぼれる手作りクッキーみたいな感じです。笑

多分、だれでも本当に相手のことを自分事にしたら思いつくんやけど、面倒やし手間がかかるからしない。面倒から嫌やけど”簡単”で今すぐやったら結果が出そうなことを実直に?安直に?した方が世間(上司)にはウケがいいことではなく、ただ手を握りたい人がどんな味のクッキーが好みかなって考え続けて練って練って焼いて届ける。

若い時ならできたかもやけど、もう50歳になって変に賢くなってしまった、さらにいい人ぶっている私でもそれは無理!っていうことを実は黙々とやっている。それはきっとYouTubeも一緒。ほんますごい。


こっからは変な思想が溢れるので読まないでください。

私は武田双雲さんが好きなんですけど、武田さんが書いた

という本が好きなんですけど、話を聞きながらこの本を思い出しました。鈴木さんがやっていることはただ、急いで結果を出すのではなく、ただちゃんと相手が欲しいものはなにを実直に考えて圧倒的に”丁寧”にしている。

意味のないメールをDXして1000通送るより、丁寧に丁寧に何回も書き直した手書きの手紙を飛脚で相手に届ける方が一発で全部で伝わる。みたいなこと。

あまり気付いてないと思いますが鈴木さんのYouTubeの歩留は多分業界で一番。視聴回数やチャンネル登録数はそんなに多くないというか少ない。(わざとバズらないようにしているそうです。バズると鈴木社長的に弊害の方が多いので。)でも実際に起きていることはやばい。それを狙ってやっているというより丁寧に試行錯誤して誰にどんなふうに届いて受け取って欲しいかを考え続けて実行する。たぶんやけどこれは量子の仕業。

それは手紙やクッキーを受け取った人やYouTubeを見た人に多分見えないエネルギーが”波長”になって”周波数”が合う人にはズキュンってくるし、合わない人にはただおっさん2人がだらだら喋っているに見える。この日記もそうかも!って思う人とヤバっ!って感じる人に分かれる。

我慢しながら電話1000本してると嫌な周波数にチャンネルが合うし、心健やかに手紙を書いていると良い周波数にチャンネルがあって運がいいご縁ができたりするのかな。

丁寧にするっていうことはマインドフルネスにもなるし、フィルターになる。1000本電話して絞り出した10件商談と丁寧に届けたプレゼンは工数的にも一緒かも。だとしたらあなたはどうする??

大きく話が飛躍しましたが、忘れないうちに自分に向けた日記です。
ここまで猜疑心なく読んでくれた人ありがとう、おやすみなさい。

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