#Quarantine 20200421~20200430

#Quarantine

4月21日(火)

夜中に『チョコレートドーナツ』を観る。

4月22日(水)

フランス語を一時間。動詞パートがまだ終わらない。思えばテキストは1週間ほどやっていなかったようで反省。

作業をすすめる。平面図の直しが厄介で集中力が切れる。

情熱大陸を二話観る。ウイルス学者と感染管理対策の看護師。研究も現場も逼迫している。母が病院勤務で、ああやってタフネスに動き回る同僚たちの姿を知っていると胸が詰まる。「淡々と」。二者ともに「淡々と」と言うけれど、緊急事態に「淡々と」いられるのはプロフェッショナルだなあと思うわけである。現場で、誰よりも患者に近く、急にこの事態に直面させられている若い看護師たちが「淡々と」できない当たり前の現実も理解できる。

少し作業をして、午後19時。フランスでは12時。恋人の友人が調整してくれて、自主隔離しているかわいそうなpoor boyのための誕生日会を開催。東京からわたし、ベルリンから親友カップル、パリから二人、リールから一人。散り散りでも会えるのは、こういう機会だからだろう。誕生日おめでとう。

(しかしわたしのフランス語ヒアリング能力はおそろしくあがっていなくて悲しい)

4月23日(木)

フランス語を一時間。

アラフェスをかけながら作業。立面図は終わった。平面も一応手直し。作業が捗る。嵐は本当にすごい。

夜のミーティング予定が、顧問の先生がクライアントとのトラブルで欠席との連絡。このご時世、経営が傾かないホテル業者なんてほとんどいないだろう。そしてこうして建築は煽りを受けていくのである。オリンピック景気なんてなかった。

終わるはずのコンペが終わらない。

4月24日(金)

朝起きてフランス語。やっと動詞パートを抜け出し、再帰動詞へ。先は長い。

家の蔵書がすさまじい量なので、書庫を作ろうといくつか案を出していたら午後が終わる。暇かよ。と思うけど、こんな時期でもないと取り掛からないプロジェクト。今のところ3案くらいある。

アマゾンでモニターが届いたので妹の部屋に設置する。今日は家の前まで出た。10歩程度だけど2週間ぶりくらいである。どんだけ家にいるんだ。

お風呂を沸かす。

断面パース引き継ぎ、作業開始。そういえば卒論のゼミがあったらしいが、すっぽかし。100人規模なら余所者のわたしはいないほうがいいくらいか。

お風呂のなかでグレイズアナトミーを2話。のぼせる。

Colaboの件の概要を読む。どうしてこんなに人の尊厳を踏みにじるようなことが「罷り通る」国なのだろうか、と呆れる。

4月25日(土)

朝昼兼用でピザを食べる。

夜はフランスにZoomをつなぐ。何を話したかは覚えていない。

4月26日(日)

添削を経た英語のコンセプト文を読み直し。後輩が書いてくれていて、それのCBをわたしがやることになっているが、下請けに外注するぼんくらさ。

大学が10万円を支給する、らしい。経済的打撃のあった学生だけなのか、全学生なのか、わからない。バイトもできていないし、海外に行くつもりで払った保険代8万も泡になったので、影響がなかったと言えば嘘だけど、わたしはそれに値する人間なのだろうか、という気分になる。値する、といえばdeserveという英単語がやたらグレイズアナトミーに出てくる。

夜10時からコンペミーティング。

4月27日(月)

「コロナ収束後→貧困→かわいい子が風俗に→楽しみ」に絶望をする。
金銭の工面に性産業を選ぶ選択肢を否定はしない。男が好き好んで風俗に行くこと、楽しみだと思う感情、かわいい子だったらラッキーという安直さも否定はしない。しかし、誰かの不幸を自分の利益かのように言ったこの発言は、繋げてはならないやじるしをつなげたと思う。加えて、「思想」は自由だが「発言」には責任がつきまとう、と感じた。

4月28日(火)

10時から定例会。学校にもいけないので、どんどんと話題は減っていく。新しく話し合うことなど何もない。一週間情報が更新されないままの日々。

フランス語一時間。命令形、余裕っしょと思いつつ意外と間違えてへこむ。先は長い。B1に必要な学習時間を調べたりなどする。言語学習は常に次、次、次があってB1を取ったからといって満足はできないし、それはB2だろうとC1だろうとC2だろうと不足を感じるのだと思う。終わりのない学習。

夕方、出かけようとして雨が降ってくる。断念。だるくて寝てしまう。。。2時間の昼寝。起きたら暗くなっていた。

夜ご飯の後に友人の誕生日会を兼ねてリモート飲み計画。社会人一年目、みんな研修は在宅で画面を見つめ続ける一日はつらいらしい。2時まで話し倒してしまった。

関ジャムアイドル特集を観る。アイドルのこと好きだけど、だんだんと「アイドルを好きでいる自分」に疲れる、というか好きでいられなくなってきている実感がある。

フランスのQuarantineが来月11日までだと決まる。映画館や美術館はまだだけれど、暫定的に社会生活が復活していくようだ。雪解け。

4月29日(水)

世間は今日からゴールデンウィークらしい!私にしてみればあまり関係がない。

ビヨンズ、娘をかけながら作業をしていたら、12時から卒論ゼミがあることを思い出す。参加。わたしも論文やらなければなあ、と思う。後輩の面倒を見ていると自分のペースメーカーになるのでいいなあと思う。

甥っ子(2)がエスプレッソを淹れる動画が届く。本当にかわいい。本当にかわいい。何度でも見てしまう。あと、わたしレベルのフランス語。保存してつらくなったときに見返そう。

グレイズアナトミーにもウイルスが近づいてくる。けれど結論のないオチだったな。シーズン10のエピソード20。

4月30日(木)

作業。フォトショのもろもろの修正作業と、キープランを作成。文章の添削。

妹に近所のおすそ分けを取りに行ってもらう。肉まんとあんまん。

椅子から落ちて打ったおしりはほどほどに戻ってきた。ので筋トレを再開。階段を一つ飛ばしで登るとまだめちゃくちゃ痛いので、ランジなどをやるにはもう少し時間がかかる気がする。

パズルゲームにはまる。

緊急事態宣言の延長が予告される。重々承知。大学の閉鎖も長引くようだ。それも承知。わたしが引きこもり始めたのは追いコンの終わった3月26日の翌日からだと思うが、思ったよりもなにもできずに一か月が過ぎ去っていったような気がする。どうやら明日から五月。


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