ひと晩経った、ラブレター
もう、ひと晩、経ってしまったのか。
どこか寂しくも感じるけれど、ううん、嬉しい。
にやけるの。
"死"って、簡単には言えないし言いたくないし、
できるのなら触れたくないと思ってしまう。
逃げでもいいから、こんなこと考えたくない、と思ってしまう。
それでも、常に向き合い続ける人がいる。
そう思って手をぎゅっと握るだけで、「逃げてちゃダメだな」と思うんだ。
貴方と出会って、生きる幸せを見つけるようになった。
貴方と出会って、毎日の景色が鮮やかになった。
貴方と出会って、苦しい夜もあった。
貴方と出会って、涙が溢れて眠れない夜もあった。
それでも、貴方と、貴方の隣で、生きていたいと思う。思わせてくれる。
すっげえことだよ。
別々で産まれて、別々で育って、別々で大きくなって。
それなのに、いっしょに生きていきたい、と思うんだよ。奇跡だよなあ。
これからもずっとずっと、形を変えようが空気を変えようが、隣で「飯田ぁ〜」って笑っててくれ。
貴方はあなたのままで。
私はわたしのままで。
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