見出し画像

OWV LIVETOUR MUSEUM-仙台公演-

仙台に向かうバスに揺られながら思い出していたのは2021年の11月14日、OWVがライブで初めて宮城に来てくれた日のことでした。
あの頃はコロナの影響で行動制限され、自分の身や大切な人の身を守るため色んなことを我慢していました。
そんな中でも東京や大阪で続々とライブが開催されているのを見て「このままコロナ禍が続くなら地方に住む私がOWVに逢えるのは何年も先になるかもしれない」と悲しい気持ちを抱えながらコロナと戦う日々が続いていました。
そんな時CHASERのツアーの開催地の中に宮城が入ってるのを見て奇跡が起きたと思いました。
何年も先だと思っていた事が急に目の前の出来事になってこれは夢か、いや夢じゃないと初めてライブに応募し初めてライブ当選してROUTE 1(OWVの初無観客ライブ)の時に買ったペンライトをバックに詰めて「これから初めてOWVに逢えるんだ」と胸を躍らせていました。

あれから2年、またOWVが宮城に来てくれた。
正直2年前のCHASER TOURで宮城に来てくれるのは最初で最後だろうなと思っていたからこうしてまた来てくれた事がとても嬉しかったです。
色んな所から来てくれたQWVの方々が各々宮城の食べ物だったり観光地だったり、満喫してる様子をX(旧Twitter)でニコニコしながら見てました。
飯テロかな?ってぐらい牛タンの写真いっぱい流れてきて美味しそうだなって思いながら私は宮城に住んでるのに牛タン食べたことないことに今更ながら気づきました。
宮城県民失格ですね…今後宮城QWV名乗るの辞めようと思います。

東京エレクトロンホール宮城だよ、本田くん!

友達にいつもLINEでライブ会場の写真送って「今日はここでライブだよ!!」って送るんですけど「東京なのか宮城なのかハッキリしないホールだね!」って言われて確かにな…って思いました。


グッズを買っていつもの会場限定のクジを引いたらまさかのお見送り会に当選してしまい思考が停止してしまいました。
今までサイン会やオフラインイベントなど対面式のイベントを避けてきた私がまさかここで直接逢うことになるなんて夢にも思ってなかったので1人では抱えられず友達にLINEで助けを求めたり1周回って冷静になってまたパニックになったり正直ライブどころじゃなかったです。
それでもファンとしてライブに集中しなくてはならない、だけど緊張と不安で足の震えが止まらない…こんなに震えたのは初めてでした…


ライブが始まりました。
埼玉公演の時見た以来のOPムービー、よく見たら最初に紫の花が映されていましたね。
これが今回のMUSEUMの鍵となるアイテムだよ!とご丁寧に教えてくれていたんだなOWVは…と。
探せばまだまだヒントみたいなものが隠されてるのかな…

Last sceneから始まるライブ、ほんとにありがたい。
歌い出し順に一人一人スポットライトが当たる度に信じられないくらい顔の良い4人が現れます。この時の私はお見送り会の事で頭がいっぱいだったのでこの顔が良すぎる4人を目の前に人の形を保ったまま通過出来るのか不安で仕方なかったです。
Last sceneは照明の使い方がとても綺麗でした。特にサビ前、音楽が止まり照明全開で光り輝くOWVを見た時は凄く胸が高まりました。
もっと色んなライブでLast scene見たいな…

「この瞬間を奪い去りたい」から始まるTime Jackerz(以下TJと書きます)
私は最初TJを聴いた時正直ハマらなくて、好みが分かれる曲だなという感想を抱いていたのですがライブ会場でTJ聴いた時、OWV史上1番ライブ映えする楽曲だなと思いました。
重低音が心臓まで響き渡る感じが1番テンション上がります。
サビ後の4人の踊りが1番好きで特に佐野さんの重力無視したダンスに目が離せなくなりました。
OWVの曲ってだいたい激しい踊りの曲が多いけどこのTJは1番体力消耗が激しい曲だろうなと勝手に思っています。
そんなTJをライブ序盤に持ってくるOWVはほんとに凄いですね。
私がもしTJを踊るってなったらその1日をTJを踊るだけの日にしてその後は何もしないし何も出来ないと思います。

weekend、どこまでリハーサルしてるのか分かりませんがやたらスキンシップが多いなってweekend見る度に思います。
浦タイが手を繋いでニコニコしながら回って、その後ろでは勝くんが佐野さんを人形のように持ち上げて佐野さんがジタバタ動いてて…あの幸せ空間ほんとに見てて心が浄化されました。

毎回しゅ〜たの「カンカンカン」が楽しみなPARTY、今回は「Put on」という新しいものを生み出していました。

後のMCで佐野さんが「今まで色々な踊りが流行ってきていざ俺が流行る踊りを考えろって言われても踊りの概念が固定されてるから新しいものが生み出されないけど秀太なら流行る踊り生み出されるんじゃないか」と言っていました。
そんな「Put on」初披露の瞬間に立ち会えたのが凄く嬉しかったです。
「SNSで拡散して流行ってほしい!」って言っていましたがOWVのことなのでこのPut onが見れたのが仙台公演が最初で最後になりそうだなと思いました。
しゅ〜たの「カンカンカン」の部分は毎回1番時間をかけて打ち合わせしてることを嬉しそうに誇らしげに話しているしゅ〜たがとても可愛かったです。
「あのPARTYの部分、もうワンパターンあるんで見たい人は全公演来てください!」というしゅ〜たに勝くんは「秀太のあの部分だけ楽しみに全公演来たらゲテモノ好きすぎるだろ!」とツッコんでてしぬかと思いました。
全公演行きたいけどそれには仕事辞めて石油王と結婚しなくてはならないので失うものがデカすぎる…と思ったけどGamerの「失うもの 恐れたら何にも得られないさ」という歌詞が身に染みます。
確かにその通りだなぁ…仕事、辞めるか…

ユニット曲「My Flow」 うさ組
個人的にしゅ〜たといる時の佐野さんって1番素の状態というか1番自然体に見えるんですよね。オーディション番組が始まる前から仲のいい2人の歴史を語り出すとまた長くなるので割愛しますがお互いの絆の強さをひしひしと感じる場面が多々あります。
お互い目を合わせながらほんとに楽しそうに踊ってるんですよね。
心做しか佐野さんの方がめちゃくちゃしゅ〜たの方を見ながら踊っててなんだかんだいって佐野さんはしゅ〜たのことだいすきなんだなぁ〜〜〜〜〜普段はツンデレモードだけどやっぱり好きだよね〜〜〜〜〜って思いました。

ユニット曲「Bling Bling」ほな組
元気ハツラツなうさ組から一気に雰囲気が変わり、大人の色気で確実に仕留める気満々なほな組、何回見ても良いですね。
Bling Blingの「誰もが欲しがってんだ」と「燃える何かに参ってんだ」の部分ってかなり音程が高くて以前のライブでは声出しがかなり苦しそうだったのが今では難なく高音パートを歌い切ってて凄く感動しました。
オリジナルラップも音源化してほしいほどかっこよくて…このツアーでしか聞けないはもったいないことなので音源化してほしいな…

TALK TALK TALKだったのか記憶が曖昧なんですけどほな組のイチャつきが凄かった瞬間がありました。
本田くんが下に勝くんが本田くんの上にいて、同時にハートを作っていました。幸せのトーテムポールかと思いました。いいもの見れて良かった。
本田くんがおもむろにジャージを脱ぎ出すと、勝くんが客席に背を向け脱がせない!って感じで本田くんの服を直していたのが束縛激しい彼氏みたいな感じでした。

MCまとめ
・自己紹介の時メンバーがやたらと「大好き」を連発してて佐野さんが「今日って大好きって言う日なの!?(ニュアンス)」って言ってて「ふみやも言いなよ!」って声に「…みんな大好きだよ」と言い会場は爆盛り上がる。
しゅ〜たのコールアンドレスポンス
「うらの!」「うらの!」「しゅうた!」「しゅうた!」
「大好き!」「大好き!」の後しゅ〜たが「俺もだいちゅき♡」と言っていて可愛すぎました。
・2年振りの宮城公演。しゅ〜たが「2年前は仙台GIGSで今日は東京エレクトロンホール宮城…ちょっと東京なのか宮城なのかややこしいね」って言ってて私の友達もそんなこと言ってたなぁって思った。
・2年前はCHASERツアーだったという話になり「みんな久しぶりにCHASER聞いてみたいでしょ??」って言ってて首もげるほど頷いた。
「あの頃から俺達も垢抜けて…」と言うしゅ〜たに「俺も赤入れ直さなきゃ…」と髪をいじる本田くんにすかさずしゅ〜たが「そっちの赤じゃなくて垢抜けたね!みんな今の分かった?」とずっと一緒にやってきたからこそ本田くんの特殊なボケ(?)に対応出来るんだなって感心しました。
・誇張しすぎた佐野さんのCHASERのモノマネをやっていました。
本田くんと佐野さんがタイミング合わせたわけでもなく奇跡的に飛ぶタイミングが一緒で一気に会場が盛り上がってました。
・普段ライブ前何も食べない佐野さん、宮城で有名なずんだ餅をライブ前に食べてメイクさんに「なんか今日口白いけど大丈夫?」と心配される。
・仙台公演が通算4回目の公演で「中だるみしやすい回数ではあるんですけど…」と勝くんが言うと「俺ら貰い事故なんだけど!?」と慌てるメンバー達の構図が面白かった。
・「あの告知ってほどでもないんですけど…次の新潟公演…髪が…」という本田くんに会場からは嬉しい悲鳴が…本田くんは11月から始まる舞台の為、黒髪にしなくてはならないので新潟公演では本田くんは黒髪の姿でライブをすることになる。
「髪が…」という本田くんに佐野さんが「無くなるの!?」とツッコんでいました。
赤髪じゃなくなることにしゅ〜たが「まぁ仕事だから仕方ないね」となだめる、すると佐野さんが「じゃあ俺が赤髪になる」と言っていました。
本田くんの「赤髪」と佐野さんの「青髪」…本田くんは佐野さんに「どんな進路になっても佐野と一緒にやりたいと思っていたのでお前はずっと青でいてくれ」と言った過去があります。
「お前はずっと青でいてくれ」…少年ジャンプでしか聞いた事のない言葉です。
青髪をずっと守り続けている佐野さんに本田くんが「ずっと青でいてくれている…」と号泣した過去もあり、今回舞台もあって「ちょっと髪色を黒くしました」という本田くんのツイートに「裏切ってさらっと黒髪にしとるやんけ」とリプしてたり…いつか2人が「赤髪」と「青髪」じゃなくなる日が来るのかもしれないと思うと泣いてしまいますね。
1つの歴史が終わるみたいで…

アンコール DJコーナー
毎公演何の曲をやるのか分からないドキドキ感があるDJコーナー。
まさかの「とっとこハム太郎」で会場が爆上がりしていました。佐野さんがDJに徹してる最中、他の3人がじゃんけん列車のように仲良く踊ってました。
「大好きなのは〜」で「ひ〜まわりの種〜!!」とコール出来てとても楽しかった。会場にいるQWV全員でぐるぐる回りながらやりたかった。
「とっとこハム太郎」からKing&Princeの「シンデレラガール」というこの流れでこれ歌う!?って驚きつつもまたもや会場爆上がり、本田くんとしゅ〜たが完璧に踊る中、その横で見よう見まねで踊る勝くんが可愛かった。
その後フードを被り始めた本田くんを見て「あれは…本気モードの本田くんだ!」と思いました。
Traramのあのダンスパートで4人が横1列で踊り出した瞬間とてもかっこよかったしOWVの曲って一気に盛り上がる曲多数あってやっぱり強いなって思いました。

最後の挨拶でOWVが「席を埋めることが出来なくて正直悔しい」と言っていていました。
私はその言葉を聞いて少し安心した部分もあって「地方での公演だしそもそも日曜日で明日仕事の人も多くてライブ参加出来るの厳しい人多そうだから仕方ないか…」って思ったらそこで終わりだと思うんですよね。
どこでライブしても会場を埋め尽くすぐらいの勢いがないとグループとして大きくなれないから今のOWVに「どのライブ会場でもどんな日程でも会場を埋めたい」という強い意志を感じることが出来て安心しました。
しゅ〜たが「今日来てくれた人の顔覚えましたからね!」って言ってて客席から「おぉ〜!」と歓声が上がった直後少し自信無くなったのか声小さくなってて可愛かったです。
覚えようとしてくれる気持ちだけでも十分嬉しいです。

ライブが終わっていよいよお見送り会。列に並んでる時の異様な緊張感は今でも思い出されます。ほんとにOWVと対面するのか実感湧かないまま列が進んでいき隙間から見えたOWVを見た時、「あぁ…ほんとにOWVって実在してるんだ…」って思いました。
私の中でOWVって2次元のような存在だったので実際に動いてるのを見るとほんとに人間なんだって特殊な驚きをしてしまいました。
いよいよ対面、改めて見ると全員大きいし全員顔が良すぎて同じ人間なのか疑いました。
「ありがとうございました」と言いたかったのにあまりの顔の良さに放心状態になりながら無言のまま通過してしまった事を凄く反省してます。
一人一人目を合わせてくれて「ありがとう〜」って言ってくれて普段幽霊みたいに存在消してる私を人間として認めてくれたんだと思って感動しました。
OWVに人間と認められたからこれから自信持って生きていけます。ありがとう。

私にしては上手く撮れた方かな…?
懐かしい2年前の仙台GIGSの写真
また宮城でライブ参加出来てほんとに良かった

日帰りなのでいつものホテルのベットで一足先に寝る本田ぬいの写真ありません、それを楽しみにしていた方がいたら申し訳ないです…いないか、そんな人。

日曜日の夕方から夜の時間帯って次の月曜日のこと考えちゃって気持ちが沈みがちなんですよね。
しかも最近仕事が忙しくて帰りも遅くなってかなり辛くて…
でもそんな憂鬱な日曜日にOWVがライブしてくれてほんとに良かったです。
普段全く笑えない状況が続く社会人生活だからライブで思いっきり笑って大声出して今までのストレスが嘘みたいに消えたし改めていつもOWVから元気を貰ってばかりだなって思いました。
「生きてて良かった」って言葉は今まで大袈裟な言葉だなって思っていたけどOWVのライブ行くと本気で生きてて良かったって思うしOWVと同じ国、同じ時代を生きれて良かったって思います。大袈裟かな。
OWVのライブが終わる度に幸せすぎてもう人生終わってもいいかなって思うけどこれから先もOWVのライブに行きたいから長生きしなきゃ、、

またOWVのおかげで寿命が伸びる。
嬉しさも悲しさも悔しさも全て抱きしめながら今を大事に常に全力疾走のOWVに置いてかれないように走り続けなきゃ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?