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OWV LIVETOURーCASINOー東京公演

ここにOWVが立つのか……

去年の紅白歌合戦はいつもと違った視点で見ていました。

3月11日の福島公演から始まったOWV LIVETOURーCASINOー、大阪、福岡と続きラストの東京公演はNHKホールで開催されました。

OWVが立つNHKホールで行われた去年の紅白歌合戦は大抵の人は歌手を見てるのにも関わらず私はただひたすら「ステージ広いな。えっ、3階まであるの!?割とどこの席でも見やすそうだな……」とLIVE TOURに思いを馳せながら見ていたのを思い出しました。

OWVのライブはいつも1部2部の2回開催することが多いけど今回の東京公演は1回公演のみで、この楽しみがあと1回で終わってしまうのか…と楽しみな気持ちと寂しい気持ちが入り交じって複雑でした。
前回の福島公演で泣いてしまったので「今日は絶対泣かずにライブ楽しもう」と決意したものの既にライブが始まる前、みんなで手拍子してる時から泣きそうでした。
涙腺が本田くん並に緩いです。

ライブが始まりました。
4人が揃って登場するところは何度見ても感動しますね。
私は怖いOWVが好きなので全員がサングラスをかけてこちらをじっと見つめている姿を見て興奮しました。
ここはNHKホール、あの「おかあさんといっしょ」のコンサートも開催されたことがあります。
私はふとなんかの手違いで「おかあさんといっしょ」のコンサートにあの怖すぎるOWVが登場したら……と考えてしまいました。
きっとその場にいる子供たちは全員泣き叫ぶと思います。
そのくらいあの時の4人は怖かった。

新曲の「Gamer」はなんと7月発売のアルバムに収録されます!良かった!Caution、Here & nowみたいに1年近く行方不明にならなくてほんとに良かった!!

ライブの数日前、OWVはインスタライブをやってくれてOWVとして初めてのことをすると言っていました。
それは「OWV LIVETOUR初!バックダンサー」でした。
party」のサビでいきなりOWVが8人に見えて「あぁ…楽しすぎてついに幻覚までみるようになったのか…」と思ってましたがバックダンサーの方々でした。
OWV4人だけでも強く見えるけどバックダンサーがつくと更に強く見えます。
かつてバックダンサーとしてステージに立っていた本田くんと佐野くんが今度はアーティストとしてステージに立っている。
この事実に胸がいっぱいになりました。
CHASER TOURの際、佐野くんはかつてのバックダンサー仲間に「もうお前の居場所はないよ」と言われたと語っていました。
今はOWVという居場所でたくさんのお客さんの目の前で「俺を見ろ」と言わんばかりに踊っています。
OWVで楽しそうに精一杯踊ってる佐野くんを見るだけで泣けてくる、OWVになってくれてありがとう

MY Flow」の最後4人だけで踊るところがあるんですけどほんとにかっこよかったです。やっぱり一人一人が強いと4人になった時最強だなと思ったしその後の本田くんの「yeah We run this city」から始まった「sound the Alarm」が最高すぎてテンションぶち上がりました。
OWVってほんとに曲の繋げ方完璧です。次の曲に行くたびに客席のボルテージがどんどん上がっていくのをすごく感じました。

そして「Caution」、君も次のアルバムでやっと逢えます。ほんとに良かった。また行方不明になったらどうしようかと思っていました。

私の中で「Caution」は沼にハマったら終わってしまうような存在に思えました。
「もう引き返せない」
「全てを支配したい」
「抑えられない本能」
「奥深く落ちていく もう後戻り出来ない」
歌詞を見るだけでわかる、沼にハマったら終わりだ、、と思いつつもハマってしまう。オタクはチョロい生き物です。

そしてMCコーナー
本田くんが「自己紹介します」と言った時、会場が「おぉっ!!!」と歓声上がりました。
「あの……自己紹介するのか……?」とトレンディエンジェルさんに考えてもらったあの自己紹介をやるのか……とみんな身構えていたけど普通に自己紹介してました。
あの自己紹介を待っていた客席からの「え〜!!??」に本田くんは「何求めてるの??」「OWVのリーダー本田康祐です!!!!!!😠😠😠よろしくお願いします!!!!!!!!」とキレ気味な自己紹介をしてくれました。
客席を睨みながらステージを去る本田くん、すごく可愛かった。
やっぱり声出せるのすごくいいなと思いました。
メンズQWVが多いことに嬉しくてステージに寝っ転がる本田くん。
いつかメンズQWV限定でライブとかやったらめちゃくちゃ盛り上がるのではないかと思いました。
特に「Tararam」の「オーオーオー」っていう掛け声の部分、とても低くて女性の声では難しいかなって思ってるのでそこをメンズQWVの方々が一斉に声を出したら会場中がとても盛り上がると思います。

秀太の「twilight」ソロは何回聴いても感動しますね。
福島公演でも聴いて東京公演でも聴く、こんな素晴らしい場面を何度も見れてほんとに良かった。
無数の黄色いペンライトとステージを照らすオレンジ色の光が絶妙にマッチしていて一瞬ここは天国かと勘違いしてしまうほど幻想的でした。
終わりがあると悲しまないで」と言われて「あぁほんとうにこのツアーが終わってしまうのか」と寂しくて仕方なかったしやっぱりずっと悲しい気持ちでいっぱいでした。終わるな……CASINO…

本田くんのソロダンス、なんとプロジェクションマッピングを用いてのパフォーマンスを披露してくれました。
プロジェクションマッピングだとわかった瞬間の客席のどよめきが凄かったのを思い出されます。まるで魔法を見てるかのようで「本田くんって魔法使いだったんだな」とIQ3しかない人間からはこんな感想しか言えません。

新曲の「DARK STAR」、今までのOWVの曲は「誰に何を言われようと自分の信じた道を突き進む」そういう強さを歌った曲が多かったのですが、この「DARK STAR」は大人の余裕を感じました。
アスファルトをがむしゃらに突き進んできたOWVが「歩けばどこでも赤絨毯」と堂々と歌ってている姿はとても感慨深かったです。
「犬も歩けば棒に当たる」ということわざがありますが「OWVが歩けばどこでも赤絨毯」っていうことわざを辞書に追加してほしいくらい「歩けばどこでも赤絨毯」という歌詞が好きになりました。

勝くんのソロラップ
何回見ても普段あれだけふわふわでニコニコしてる勝くんが低音でゴリゴリにラップしてる姿を見ると脳の処理が追いつかなくなります。
ホワイトデーに「ハッピーバレンタイン!」ってTwitterに投稿したり実家の犬の写真見て「誰の犬?」って聞いたり水族館で清掃してるスタッフ見て「カッパがいる」って言ったり……
普段とのギャップが凄すぎます。
改めて勝くんはステージで輝く存在だと思ったし夢を諦めずにこうしてOWVとして私たちに感動をくれてほんとにありがとう、、泣

会場がクラブになる瞬間、DJふみやの登場です
「OCTPATH」の「perfect」がかかった瞬間
関係者席にいたOWV後輩グループの「OCTPATH」がすごく盛り上がっていました。
「perfect」を踊り終えたバックダンサーの方々がエンディング妖精タイムしてる時に秀太の声で「お〜い!」「妖精タイムすなよ!」と言っていて、数日前のふみやのTwitterで「妖精タイム」とツイートしててあれはスポだったのかと理解しました。
OWVはスポするのが好きですね〜
そこからの「Time jackerz」、私はふみやのTJの激しすぎるサビダンスが好きなのでそれを見れてもう人生に悔いは無いです。

Tararam」は1曲で2曲聞いたような満足感があって、サビに入った瞬間「あなたほんとにTararamか!?」ってなるほど曲の雰囲気がガラッと変わります。そこがTararamの魅力。「オーオーオー」と歌うところがどうしても低すぎて頑張って歌っているけどOWV本人に届いてるのかな…?

そして一人一人の最後の挨拶。
ふみやが「僕達は大人が決めたグループではなく自分達の意思で手を繋いで進み出したグループなのでグリップの強さは本物だと思います」と話していました。

私がOWVを安心して応援できるのはこれから4人はずっと同じ方向を見て突き進んでいくという意志の強さを常に感じているからです。
個人個人でいろんな場所に行きいろんな経験を積んで最終的にはOWVに戻ってくるという信頼があります。
なので4人の絆の強さは本物だと私も思います。

そして本田くんの挨拶。喋り出す前に本田くんは泣き出してしまいました

3月11日というすごく意味がある日に本田くんの出身地である福島でCASINO TOURをスタート出来たことが本田くんの中で1番大きな事だったのではないでしょうか。
「今まで3月11日の思い出を振り返ってみてもそこまでいい思い出はなかったけど今振り返ったらこのCASINOが始まった、そして最後NHKホールでOWVがたくさんの人に見守られてCASINO公演できたということ、ほんとに誇りに思います」と語っていて、泣かないと決めていたのに気づいたら号泣していました。

私自身も本田くんと同じく東北出身で振り返るのさえも躊躇うくらい今まで3月11日が本当に辛かったです。
もう二度と元の生活に戻れない、これからどうやって生きていくのか、今回は生き残れたけど次また大きな地震が来たらもう死ぬかもしれない。逃げたいけどもうどこにも行けないんだ。
漠然とした不安の中でなんとか一日一日を生き抜いて12年の月日が経ちました。
本田くんの言う通り3月11日にこれから先このCASINO TOURを思い出せることがほんとに幸せです。最後NHKホールで光り輝くOWVを見れて本当に良かったです。

「泣いちゃった…」とまるで初めて泣いてしまったみたいな感じでいう本田くんですが今まで様々なコンテンツ、ライブで泣いてる本田くん見てきたのでふみやの「別に驚きはしないです」に深く頷きました。

新曲の「Better Day」は本田くんの挨拶聞いた後なので号泣しすぎて涙で視界がぼやけて4人が8人に見えました。バックダンサーの方々はもういないのに…
ずっと前から一緒にいたような そんな心地良さ
いつだって君で良かった 本当にここで良かった
メンバーが作詞したのかと思うほどOWVそのものを表した優しくて暖かい曲です。
結成してまだ3年しか経ってないのかと驚くほどの仲の良さ、お互いに「この4人がOWVで良かった、OWVになれて良かった」と思ってる、その姿をひしひしと感じました。

そしてOWVの曲の中で1番大好きかもしれない「Here & Now」、この曲もアルバムに収録されます!!!!!ありがとう!!!やっと逢えるね!!!!!行方不明にならなくてほんとに良かった!!!!
さあ声を今聴かせて」でステージ中央にぐっとよる4人、そして上から銀テープが舞い落ちる光景は何度見ても感動してしまいます。

YouTube動画のCASINO舞台裏で本田くんと秀太が銀テープが舞っている光景に感動したと言っていました

「あの光景を見たかったわけだから、俺たちは」
「やっと見れたよな」
「何年経った?俺小6からだぜ?」と会話する2人、夢を叶えるためにどれほど辛い思いをしてきたのでしょう。
私たちには想像できないぐらい苦しい思いをしてようやく夢を叶えることが出来たんだと思うと泣けてきますね。泣いてばっかりでごめんなさい。

全ての曲が終わって「あぁ…本当にCASINOが終わってしまった」と悲しみながら着席したらなんとダブルアンコールで再びOWVが登場してくれました。
アルバム収録曲「Gamer」を再び披露。
今までのOWVはがむしゃらに「誰に何を言われようと自分の信じる道を突き進む」スタンスで、それが3年目を迎え「俺らに着いてこい」と言わんばかりに自信満々に突っ走っていく。「Gamer」を聴いてそう感じました。

そしてCASINO TOURが終わりを迎えました。
このライブは私の中で過去一楽しく幸せな記憶として刻まれたライブでした。
大袈裟かと思われるかもしれないけどこのLIVE TOUR中は今まで生きてきた中で本当に幸せでした。
死ぬ前の走馬灯で絶対このCASINOが出てくると思うくらい脳みそに刻み込まれたライブでした。

写真の撮り方、少しは上達したかも……?
ホテルのベットで一足先に眠る本田ぬい。
もうすぐエプロン姿の友達が増えるよ。
泊まったホテルの部屋番号が本田くんの誕生日だったので
1人でテンションあがってました。


上手くいくことばかりじゃない現実の世界、それでもOWVは4人で仲良く手を繋いで同じ方向を見て同じ気持ちでお互いを尊敬し信頼しながら目標に向かって突っ走っている。

歩けばどこでも赤絨毯、これからもずっと。

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