「東京には住まない！」歌詞

もう、そろそろ帰るね
明るいことにしておきたい夜で
誰も譲らないホーム
無機質な顔ぶれに
見えざる 空中投下テロリスト

狭いコミュニティ 世知辛い
秘密と言えど 口に出せば
独り歩き 誰でもいい同士
耳にしては、虚しくなった

私は東京に住まないから
帰り際の口癖
何れ住みだしたら 笑っちゃうね
西陽さす 瞳が艶めいていく
明日を語り 散歩できる関係がいいよね


満たされないから 甘いの食べたいな
食べたって忘れちゃうけど
どうせ 満たされないんだけど
満たされるのは 君との会話
他、無いけれど

人数調整 馬鹿馬鹿しい
信じきった者を 物笑い
合わないなら もう会わない 乾杯
食料 背負うチャリ 唯一 頼りたい

今日もまた 終電 逃さないから
君のこと 逃がすけど
近くに住んでいたら 悩まないね
押しに押されちゃったら 捕まってる
鈍い判断 それでいいなら もう会えない


ワンクール閉店 即 競合 工事
壊す、と 知っていながら 積み上げていく
思い出の眩しさが 時たま邪魔なんだよ
暖かく染まっていた 明治通り


私は東京に住まないから
帰り際で またね
移動距離で知った 想いだした
押しに押されちゃったら 捕まってる
鈍い判断 それでもいいような
馬鹿じゃないでね