お金関係の書籍🈞 その壱⑫

05 普通預金におきっぱはしをすぐやめる

長らく続いている低金利の今こそ、無駄遣いを防ぎ、無理なく貯めるための銀行活用法が述べられている本項。
その為には、3つの口座の使い分けが肝となるようです。

①メインの口座
給料の受けとり、カードの引き落とし等、普段使いの普通預金口座には、
手数料を抑えられるネット銀行を勧めておられます。
最近の都市銀地銀の利息では、1回の手数料代も賄えないことを踏まえ、
手数料に着目した銀行選びが肝要なのだと仰られております。

②積み立てる口座
メインの普通預金口座だけでのお金の管理では、手軽に引き出せる上に金利も安いというデメリットがあるのだと。
そこで、毎月定額を自動で積み立てる、「自動積立預金」のサービスがある銀行を勧めておられます。
給与の支払いと同時に、先取りして毎月一定額を積み立てる。
残りのお金でやりくりをしていくことで、お金が増えていくことの楽しさを学べるという印象を抱きます。

③増やすための口座
本項では、②の口座から一部を、増やすための口座へ移し替えておき、
「定期預金」「外貨預金」「資産運用」等へと少しずつでも、
お金を増やすための口座を持つことを勧めておられます。
その際、証券会社と連携している銀行での口座開設が有効とのこと。
お金の出し入れが容易であり、口座連携に伴う優遇金利の適用や、ポイント付与などの恩恵が得られるといったメリットがあるのだと述べられております。


一人で楽しく生きるためのお金大全/板倉京
ダイヤモンド社

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