お金関係の書籍🈞 その壱⑧

第2章 独身者こそ、まずは節約・節税!
01 老後にかかるお金の簡単シミュレーション

本節では、老後のお金について、一定の目標額を定めることを強く勧められておられます。
「アリとキリギリス」のキリギリスとならないように、
「いつまでに」「いくらぐらい」の額を、
「いまから」「月いくら程度」貯める必要があるかを可視化することで、漠然をしていた不安を明らかにさせることができるのだと。

まずは、「自分ひとり」が生きていける額を用意するのが基本。
それ以外のオプションは、状況によって考えていけばいいのです。

と述べられた上で、次の簡便な計算方法をご提示くださっておられます。

①「老後までに確実に用意できるお金」を書き出す。
②「老後に必要なお金」を計算する。
③①と②を比べて不足分を把握する。

この金額が、今から65歳までに貯めるべき貯蓄目標額になるそうです。
(老後は年金受給開始の65歳から90歳までの25年を前提)

①老後までに確実に用意できるお金
「現在の貯蓄額」        円
「退職金」           円
「相続でもらえそうなお金」   円

②老後に必要なお金
「老後の生活費」        円
 (現役時代の7割-年金額)×12か月×25年
「不測の事態に備えるお金」   円
 (病気・介護・老人ホームへの入居・家の修繕・車の購入など)
「娯楽費・予備費」       円

③不足額は?
上で計算した、
 ②-①=           円
老後の不足額(65歳までの貯蓄目標額)

どんな人も今日が一番若い日ですから、
「あとからやろう」などと先送りしないですぐにスタートすることをお勧めします。

一人で楽しく生きるためのお金大全/板倉京


一人で楽しく生きるためのお金大全/板倉京
ダイヤモンド社

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