【囲碁】見てもらわないと始まらない世界
こんにちは。
IGOcompany【U】です。
囲碁をビジネスに起業して「宇佐美囲碁教室」っていう教室を運営したり、武蔵小杉の「永代塾囲碁サロン」にて指導碁や交流会をしたり、
「新百合囲碁学園」の学園長を任されたりしながら、世田谷や麹町、大学などで囲碁を教えて、ご飯を食べてます。
今日の午前中は、教室の生徒さんに注文を受けて僕の書籍の行商みたいなこともしました(笑。
購入してくれて、ホント、感謝です!
Amazonでも買えるので、良かったらサンプルだけでも眺めてみて下さい。
午後からは、
武蔵小杉の永代塾囲碁サロンで、
土曜日の交流対局場と、高倉梢さんの指導碁会です。
右下隅に、白石勇一七段のお姿も。
さてさて、
本日のnoteは、
ツラツラと、
ふと思った事を書いているだけの記事なので、
気楽に読んでみて下さい。
Twitterで見かけた東京大学さんのこちらの記事が興味深くて面白かったです。
囲碁界からは、上野愛咲美先生と大橋拓文先生が参加しています。
最初の「クラシック音楽の歴史で作曲者の名前が、囲碁の歴史では棋譜が、それぞれ残るようになった文化的背景は似ています。ヨーロッパ諸国では上流階級の人々が音楽家のパトロンになり、教会の音楽から徐々に楽譜が残るようになって、作曲家個人が自ら自己主張をしはじめました。日本では徳川家康が囲碁と将棋の家元をつくり、それ以降、個人の棋譜が記録されるようになりました。ヨーロッパ諸国でも日本でも同じ頃に、神が力を持っていた時代から人間中心の時代になり、互いに技術を競い合うようになって自己主張が始まったのかなと思います。」
ってトコで、
音楽は発展し、囲碁はそんなに拡がらなかったワケで、
(音楽の方が囲碁よりは万人に受け入れられやすいってトコはあれど)、
やっぱり囲碁って「見てもらわないと始まらない世界」なんだよなって思ったりもしました。
囲碁って、昭和の頃は大人気のコンテンツで、見てもらおうとしなくても「勝手に知ってもらえていた」んですよね。
その中で、更に発展すると、棋士にとっては煩わしい部分もあったようなので、囲碁は、どちらかというと内を向いてしまった時代背景があるような気がします。
鎖国っていうほどではないけですけど、どちらかというと囲碁の世界の雰囲気としては孤高の世界を求めたような傾向はありました。
「わかる人だけ分かって」みたいな。
その時のことを批判するつもりは全くありませんが、
結果的に囲碁人口は少なくなっていってしまったので、やはり、これからは「見てもらわはないと始まらない世界」なんだとは思います。
囲碁って、何も知らない人が見ても、その面白さを感じ取れないので、
ホント普及の重要性を感じます。
芝野虎丸名人がTwitterで発信し始めた時も、
「名人のすることじゃない」的な批判が結構ありましたが、
それに対して虎丸先生から、
「(僕だって出来ることならやりたくないけど)やらないといけない状況だと思います」的な発言がありましたよね(正確に覚えてないので、そういう感じの発言だったって事で受け取って下さい)。
まあ、最近は、
棋士の皆さんがTwitterやYouTubeで発信もしていたりするので、そこまで未来は悪くならないんじゃないかなと思ったりもしています。
囲碁、ホント、面白いですからね!!
僕のこの拙い文章だったり、小さな囲碁教室だったりも、(少しは)未来につながっていると思うと、頑張ろうって気になります。
出来ることからコツコツとですね。
そうそう、最近、noteで「いわゆる衰退産業である囲碁業界で継続的に売上を上げることは難しく」って文章を読んだんですが、
工夫次第で僕はまだまだいけると思うので、頑張って行きたいなと!!
少なくとも、レッドオーシャンでは全然ないとは思うんですよね…。
世間的にも、いわゆるセカンドライフの過ごし方が注目されてて、毎日、毎週、囲碁を定期的に打つことで、心と身体の健康に繋がると認められてきました。
手を動かしながら考える、毎週会える仲間がいるって重要なんだそうです。
生活に、何かしらの頭脳ゲーム(マインドスポーツ)を取り入れるって、本当に本当に良いことだと思うので、皆さんも是非ぜひ若い内に(今日が人生で一番若い日ですよ!)囲碁に触れてみて下さい^^。
今日のnoteは、そんな、ふと思った事をツラツラと書いてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
サポートありがとうございます。コロナの影響もあり、今囲碁界はどんどん縮小していっています。どうにかしたいと思っている方は多いと思います。まずは小さな一歩から、囲碁の本を買ったり、近くの囲碁サロンに行ってみたり、周りに囲碁を教えてみて下さい。サポートは囲碁普及に使わせて頂きます。