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第42回信毎囲碁新鋭戦 長野県大会結果

第42回信毎囲碁新鋭戦(信濃毎日新聞社)
    樋口郁さんが優勝
       準優勝は佐藤保春さん

 第42回信毎新鋭戦(主催・信濃毎日新聞社、日本棋院県本部)は4月9日、長野市松岡の市リサイクルプラザで開きました。県内4地区の予選を抜けた16選手がスイス方式4回戦で競い、中信代表の松本深志高校3年、樋口郁(かおる)さん(17)=松本市=が優勝を飾りました。
 3回戦を終えて3戦全勝は樋口さんと東信代表の佐藤保春さん(65)=上田市=。注目の決勝戦は黒番の樋口さんが手堅く打ち進め、12目半勝ちを収めました。
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 準優勝の佐藤さんを除く3選手が3勝1敗で並びましたが、北信代表の千野正さん(68)=長野市=がスイス方式の得点数により3位に入りました。北信代表の名古一美さん(61)=飯綱町=は3回戦で樋口さんと当たり、黒番で終盤やや優勢かと見える好局でしたが、惜しくも時間切れで敗れました。
 前年の第41回大会はコロナ禍のため中止となり、2年ぶりの開催となりました。
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 出場選手の最年少は大会時9歳の伊那市西箕輪小4年、青木惟智(いち)くん。1回戦で米寿の関賢一郎さん(88)=東御市=と当たり、79歳差の対局が実現しました。結果は黒番の青木くんの半目勝ち。対局を見守る盤側をはらはらさせました。
 小学生選手は青木くんのほか、2022年の小学生チャンピオンの韋禕さん(11)=長野市城東小6年=と伊那市伊那東小5年の江藤孔亮くん(大会時10歳)。両者は1回戦で当たり、江藤くんが勝利しました。韋さんは2回戦から3勝しただけに残念でした。


79歳差の一局
右 関さん、左 青木くん


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