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第22回大町アルプス囲碁村まつり

5月18・19日に大町市にて、アルプス名人戦が開催されました。
大町市はまちづくりの一環として、囲碁の普及に取り組んでいます。
そんな大町市が主催して開催する、県内最大規模の囲碁のイベントがこの「アルプス囲碁村まつり」なのです。

2日間の日程ですが、土曜日はプロ棋士を大勢招いて指導碁などのイベントがあり、黒部観光ホテルに宿泊します。
日曜日はアマチュア囲碁大会が開かれ、県外からも大勢の参加者がいらっしゃいます。
もちろん日曜の大会だけの参加も可能です。
僕も日曜の大会だけ参加させていただいたので、当日の様子をレポートしたいと思います。


会場は大町市運動公園の総合体育館です。
広い会場ですね。二階席のアリーナからも観戦することができます。目の良い人なら碁盤も見えるかな?(笑)

プロ棋士の方々も、午前中は大会の様子を観戦されました。
僕も空き時間に吉原由香里六段と大澤健郎四段にあいさつして、少しお話しさせていただきました(^_^)
お2人とも普及活動を熱心にやっていることで有名ですよね。お話しできて良かったです。

開会式では、牛越徹 大町市長のご挨拶のあと、小学生の青木君の兄弟が選手宣誓をしました。

とてもハキハキとして、元気の良い選手宣誓でした(*^-^*)
僕は40年くらい生きてきたけど、今まで見たいろんな競技の中でも、1番良い選手宣誓だったと思います(笑)
迷いのない、まっすぐな囲碁への情熱を感じましたね。
しかもお兄ちゃんのほうは名人の部に出場していてびっくりしました。強豪ばかりのブロックの中で1勝を挙げていたのは立派ですね。

開会式が終わり、いよいよ対局開始です。
このアルプス名人戦は段位別のブロックに分かれていて、それぞれ互先のスイス方式4回戦で競います。
松本でいえば市民タイムス杯、県外の方に言うなら宝酒造杯のようなイメージですね。

しかしここは北アルプスで有名な山岳の街・大町市。
ただの段位別ブロックではありません(^^)/
アルプス名人(無差別)、燕岳(6段戦)、槍ヶ岳(5段戦)、穂高岳(4段戦)、白馬岳(3段戦)、鹿島槍ヶ岳(2段戦)、五龍岳(初段戦)、針ノ木岳(級位)
各ブロックには山々の名前がついているのが良いですね。
ぜひこの記事をご覧の皆さんも、次回は登頂(入賞)を目指してこの大会に参加していただきたいと思います。

ちなみにいまNHK将棋フォーカスでは、講師の中川大輔八段が「盤上百名山」という、将棋を登山に例えるという斬新な講座が放送されているのをご存知でしょうか。
僕も登山が趣味なので、毎週欠かさず放送を見ていますが、講師の中川隊長にもぜひこの囲碁大会を見ていただきたいですね!

長くなってきたので、結果については次回の記事で報告します。


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