新幹線に乗りながら想いを馳せる

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僕は今、所要により新幹線で遠方に向かっているところである。

約束の時間に現地に到着するには、8時37分に最寄りの駅から新大阪駅に向かわなければならない。

昨日、僕は想定していなかった飲み会が想定以上に遅くなってしまい、その結果、想定どおり二日酔いとなった。軽い頭痛に不快感を覚えながら、何とか想定どおりに起床することができた。

寝巻きを脱ぎ、シャワーを浴び、髪を乾かした上で衣類を着用し、いざ家を出て、最寄り駅へと向かった。その結果、なんとか9時ぴったりに最寄り駅を出発することができた。

そう、遅刻である。

僕は遅刻することをまだ現地にいる知人に伝えることが出来ないまま、このnoteを書いている。

現実逃避である。

本題だが、僕は小さい頃、新幹線というものが嫌いだった。何故なら、電車酔いが酷く、いつも途中で嘔吐を繰り返していたからだ。(※ 阪急電車であれば全く酔わない、阪急電車は神、阪急電車よ永遠に)

子どもの頃の僕は新幹線の移動は気持ち悪くなるもの、従って無理やり寝ないといけないという苦痛の時間という印象しかなかった。

しかし、人間というものは大人になるにつれて神経が鈍くなっていくのだろう、新幹線で酔うということがなくなった(ちなみにバスと車は未だに酔う)。

そうなると、新幹線における時間の使い方の幅が無限に広がることになる。

ケータイを見るもよし、本を読むとも良し、ボーッとするのも良し、物思いにふけるのも良し。

その中でも僕はお酒を飲みながら、外の景色を見てぼーっとする時間がとても好きだ。

忙しない毎日の中で、この時間はとてもゆっくりに感じられる。新幹線の揺れも絶妙に心地よい。まるで揺りかごの中にいるような感覚で、いつの間にか微睡むと、とてもリラックスできる。

こんな下らないことを書いてるうちに、少し眠くなってきた。寝るか。

いや、まずは遅刻について謝罪のLINEを送ろう。


むー




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