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長谷川反省会⑤《「長谷川くんのいちるの望!」第6話後半》


6話(後)扉絵の3秒後くらい

こんにちは。ひっそり続けている長谷川反省会、その⑤でございまっふる。前回からまた時間が開いたなぁと思っていたのですが、前回書いたのは7月だったので、思ったよりも開いていませんでした。(前回5月くらいかと…)

前回→長谷川反省会④《「長谷川くんのいちるの望!」第6話》|忍舐しゅり (note.com)

現在2023年9月3日、私生活の状況は我が子さんことうちの小3の娘の夏休みが終わり、無事に学校が始まったばかりというところです。あと、何気に夏休み中に住居が変わりました(また!!笑)。
それと生活リズムがまたまた乱れているので、これは良くないな~~~と思ってます…。

さて、長谷川反省会⑤ですが、今回は第6話後半を振り返っていきます。前回すっかり忘れてたのですが、6話は前半と後半が別れてましたね…!

前回の反省会は6話前半、今回の反省会は6話後半となります。

さてさて、はじまりますですじゃ~。

≪「長谷川くんのいちるの望!」第6話後半≫
前回一貫してニコニコした雰囲気のお話でしたが、今回は「アセチルコリン」などとのたまいながらの開幕です。(?)

お泊り会の6話前半・後半、本当はすっごく描きたいことや入れたいシーンがたくさんあって、そういう意味でもプロット・ネームでだいぶ悩みました…!あまり要素を入れすぎると話がとっちらかるし、うまく入れられそうであってもページが増えてしまうし…
もし最初から恋愛漫画のつもりで描いていたら、このあたりもっと余裕をもって描けたのかなぁと思うとちょっと悔しいです。
(この漫画はギャグ漫画のつもりで初めてしまい、途中の打ち合わせで恋愛要素を強くしたほうが良さそうと思い方向転換させたので、6話あたりでちょっと急カーブになってしまいました)

6話後半は作画期間が微妙にわかりません。
当時のメモがちょっとわかりづらいことになってて、もしかしたら前回のプロット・ネーム作成の時期にまとめて作っていたかもしれません。
線画の時期は、コレかな…?っていうメモはあるんですけど…
多分、「7話」のつもりでメモしてて、後々打ち合わせで「6話前半・後半という表記にしよう」と決まって、メモがよくわかんないことになったんじゃないかなと思います。
それならそうとメモを修正しておいてほしかったぜ当時の自分よ…。笑
(作業の時期がわかるように付けてるメモなので、後で見て読み取れないとメモの意味がない)

今回も言わずもがな、キャラクターの顔を描くのにむっちゃくちゃ苦労してしまいました。でも、話の展開が描いててとても楽しくて、テンションぶち上がりだったのを覚えています。
もし恋愛要素を強めないまま描いていたとしたら、二人の終着点はこのへんだったと思います。正体知ってびっくりしたけど良い友達でいようね~くらいの終わり…笑(その場合はドキドキ要素もあまり入れずに描いてると思うので中森のリアクションはもっと薄かったと思いますが)
結果的に、担当さまの的確なアドバイスによって恋愛要素を盛り込めて、めっちゃ描いてて楽しい話になって良かったなと思います!!(この楽しさ…読者さまに届けば理想なんですが…)

ラストは、中森の心に劇的な変化をもたらすならこの方法しかない!と思い描こうと決めていたシーンです。描けて良かった~!!

漫画的にはここで終わってますが、長谷川くん寝相が悪いのでほぼ一晩こういう状態だったと思って頂ければ…。

中森が新たな扉を開いたところで6話後半は終了です。
(単行本はここで上巻終わり)※単行本は電子のみです

あとあと、お泊り会編全体の背景についての反省ですが。
長谷川くん家をもっと綺麗に描いてあげたかった!というのは全編通しての反省ですが、このお泊り会ではとにかく、もっとお部屋を綺麗に描いてあげたかった…!

・資料不足
・スケジュールの問題
・画力、表現力のなさ
・想像力のなさ
が原因だと考えてます。

それに対して今後気を付けていくこと…

・「資料不足」「想像力のなさ」は近い問題に感じるので、そもそも主人公がお金持ちキャラだっていうのが決まった段階でもっと人物像の想像を膨らませることができれば(目指す方向性の既存キャラクターをすぐに連想できる等)、どんな資料が必要なのかが自然とわかるので、そのへんスムーズになり時短になるかなと思います。
・「スケジュールの問題」も上記の問題点と近くて、その点をカバーできればプロットやネームに想定より時間がかかった場合でもカバーしやすいんじゃないかな?と思いました。
・「画力、表現力」これはもうただ物理的に頑張るしかない気もしますが…笑、でも普段からのインプットを増やしておくと、「目指す方向性はコレ」という引き出しが増えて、脳内イメージがしやすくなるのかも、と思いました。これも上に書いた問題点につながってきますね。

「長谷川くん」連載当時はまだまだ娘が小さかったのと、不慣れなPTAの関係のことで内心てんやわんやしまくったこともスケジュールがタイトになった理由ではありますが(マルチタスク苦手…)、私の中の引き出しさえ豊富なら「それっぽい」背景は少々汚くても描けたんだと思います。

前回か前々回の反省会でも書きましたが、私はインプットに偏りがあるのが非常によろしくないので、もっと色々な漫画を読んで、表現的なものを学ばなければいけないと思います。

以上、第5回長谷川反省会《「長谷川くんのいちるの望!」第6話後半を振り返る記事》でした!

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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