12 信念の起源

今月初めから、信念の起源に関する興味深いメッセージを頂いています。
本日は、この重要な議題に関してお話したいと思います。

「先日の夜、友人と会話をしました。私たちは自分の信念について、
 特に政策に関することに関して話し合ったのです。私たちはそれぞれ、
 正しいこと間違っていること、政府がどの様に物事に対処すべきか、
 とても強い信念を持っていました。
 有りがたいことに、私たちは同じ意見を持っていました。
 しかし、私たちは自分たちの信念が何処から来たのかを
 突き止めようとしたのですが、両親、高校、大学、友人、
 その他特別な事項等、特定することが出来ませんでした。
 あなたはこのことに関して何か考えがありますか。」

私は最初に、このグループは自分たちで質問に答えていると考えました。
両親、教師、大学の教授、友人、新聞、インターネット、ラジオ、テレビ、
これら全てを起源とし、何度も何度も私たちの信念が影響を受けていきます。
今日では様々な角度から情報が私たちにやってきますが、
何を受けるかには懐疑的である必要があります。
何故なら、一度情報を受け入れると、それが信念となるからです。

私たちの殆どにとって課題なのは、多くのそれらの情報は、私たちが若い時、
真実なのか、意見なのかの区別がついていない時に出会うことです。
しかしながら、情報が権威あるものから発せられたなら、私たちはその情報を
疑うことをしません。
それは、私たちにとって真実となり、私たちが決定を下す基礎となる無意識に
蓄えられるのです。

授業の時に私が使った理論の一つは、
「私たちの“思考”は積み重なって信念になる」、です。
何かについて私たちが考えれば考える程、その“思考”が私たちを構成していき、
私たちの行動にも影響を与えます。
(上記の“思考”、とは“self-talk”とも言えます。)

従い、私たちは何を聞き、誰から情報を得るかについて
慎重であることがとても重要なのです。

幸いなことに、私たちは大人で、私たちの信念を検証し、
もう必要で無いものを捨てることが出来るのです。

ルー・タイス

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