イベントカメラ3Dセンサ
イベントカメラという最新技術を活用して従来のカメラでは計測が難しい材質も計測できる3Dセンサを開発しました。
3Dセンサの可能性を広げたい
3Dセンサは目の前にある物や空間情報をあっという間にデジタライズできる魔法のような技術です。しかしながら、光を使って計測するが故に使い方に制限があるのが実状です。例えば、透明体などほとんどの光を透過してしまう物体は計測できないと言われています。とても便利な技術ですが、そうした制限があることで実は使いたくても使えないという人がいるのではないか、その制限を取り払うことでもっとたくさんの人に役立つ技術になるのではないかと私達は考えました。
そもそもイベントカメラって何?
従来のカメラとは違う仕組みで、カメラに映る“動くもの”だけを検出します。また、感度に優れているため暗いシーンから明るいシーンまで安定して検出することができます。
イベントカメラ3Dセンサってどんなことができるの?
感度に優れるイベントカメラにパターン光の”動き”を検出させることで透明体の3D計測を実現しています。わざわざ計測対象にスプレーをふりかけるなどの加工をせずに素のままで手軽に透明体の3D計測ができます。(もちろん透明でなくても測れます。)
ifLinkの活用方法
まだ技術開発途中ではありますが透明体を検出するIFモジュールとしての活用を想定しています。3Dデータを取得できるため人の目では見えづらい透明体の形を認識したり、どんな姿勢をしているか検知することもできます。まだ世の中にないアセットですので色んなアイデアとの組み合わせを試して世の中の人に役立つ新しい価値を創り出したいです。
展示説明動画
メンバー紹介、連絡先
株式会社デンソーウェーブ
田中 秀幸
辻本 将隆
丸谷 太一
井上 槙人
連絡先
デンソーウェーブ技術開発部窓口 10087-rd-contact@denso-wave.com