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TCシンポジウム2023 ~こんなところにも使えるんやって、TC(知らんけど)~ 参加レポート

皆さん、こんにちは! ifLinkオープンコミュニティ会員の濱@ISEです。

今回は、ifLinkの活動レポートではなく、本業のイベント参加レポートです。
とはいっても、ちゃんとifLinkのことも(ちょっとだけど)出しているのでifLink関係者はお許しください。m(__)m

はい、参加したイベントは、TCシンポジウム2023 ~こんなところにも使えるんやって、TC(知らんけど)~です。

TCシンポジウムって?

「一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会」が主催するイベントで、夏季は「コミュニケーションデザインシンポジウム2023(略称:CDシンポジウム2023)」としてオンラインライブ開催、秋季は「テクニカルコミュニケーションシンポジウム2023(略称:TCシンポジウム2023)」としてリアル開催となっています。

弊社の事業にはシステム開発だけではなく、ドキュメント制作もあります。
また、弊社はTC協会の会員でもあるため、社員がシンポジウムの企画・運営にも関わっていますし、セッションに登壇したり、商品紹介(ブース、セッション)したりしています。

商品紹介

今回のTCシンポジウムでは、夏のCDシンポジウムでも紹介したworktransform関連商品のRight4T(R4T:ライトフォータスク)のデモ機を展示しました。
僕は、Right4Tの中の人として、機材一式といっしょに展示・デモを担当することになって、3日間京都に滞在することになりました。

1日目(10/4)

新横浜7時9分発ののぞみ7号で、大荷物抱えて無事到着。
雨の中、バス停まで歩いて、横浜駅、新横浜駅の離れたホーム間歩いて、すでにお疲れ&汗だくモードの僕でしたが、予定通りに会場となる京都リサーチパークに到着。

1日目の時間割

1日目午前

スポンサー展示としてサイエンスホール前のエリアに展示ブースを展開中。

展示ブース

ブース(前日入りメンバーが対応)に、ハンドキャリーした機材をセットアップして、持ってきた自前のWD誌(ISE×ifLinkの3冊)を展開。
さっそく写真撮影してifLinkのSlack(#random)に投稿してプチアピールしたよ。

弊社以外のブースは、機械翻訳やAI翻訳、多言語対応CMSなどが中心と、近年のTCシンポジウムのトレンドは翻訳関連のようですね。
あとはプログラムを見ると、ChatGTPをはじめとした大規模言語モデル(LLM)AIや生成系AIが増えているようですね。

サイエンスホールではジャパンマニュアルアワード(JMA)の展示中。
JMAには弊社Mさんが実行委員として参加。(お疲れ様です)

1日目午後

サイエンスホールではジャパンマニュアルアワードのプレゼン・表彰式。
ブースからでも音声はある程度聞こえてきて、奨励賞、学生賞、大賞ノミネートのプレゼン、審査、大賞発表&表彰と中々の盛り上がりを見せていたようです。

途中、僕は直接かかわったことはなかったのですが、弊社WさんがM社のK氏を捕まえてきて、展示しているRight4Tのデモをお見せすることに。
いろいろお話して、コメントもいただいたのですが、その中で「うっ」となったのがこのお言葉。

既存のマニュアル(PDF)をAIで処理して、自動的にこのシステムに適したコンテンツにできるといいね。
そうできて、このシステムが普及すれば、マニュアル制作もこのシステム前提の制作になっていくんじゃないかな。

M社のK氏コメント

なるほど、今はできないけど、いずれできるようなるといいなぁ(やるのは僕ですかね?)
貴重なコメントありがとうございました。

1日目交流会/Expo酒場

2019年以来4年ぶりの開催とのこと。
個人的にはマニュアル制作部隊ではない(CMS開発、HTML化で関わることはある)ので、アウェイ感が半端ない。

それでも、TC協会の会長をはじめとした同じテーブルについた参加者の方とはいくらかコミュニケーションできました。(^^)

最初は適当なテーブルで4年ぶりの交流会を祝いつつの乾杯!
なんと最期(前回)の交流会も同じKRPのアトリウムでの開催だったとか。

万博サポート部隊(demo!expo)の方も来て、Expo酒場 トリセツ店開店!
弊社社長のコネクションもあり、弊社Oさんが店長、議長のN氏は素敵な着物で女将役。

店長はシンポジウム中もExpo酒場の前掛けを着用して目立ってました

肖像権をまもって前掛けだけ撮影(^^;

2日目(10/5)

今日は九条のホテルからKRPへ。
雨は振らないと思って前日傘を置いていったら、微妙な天気になったけど、ギリギリセーフでした。(鞄に折り畳み傘はあった)

2日目の時間割

2日目午前

ひとがこない……。
ブースでぼっちの僕は、裏作業でこの原稿書いていたりして。

エレベータで上がってきて、フロアに出てセッション会場とブースが左右わかれていたり、そもそもセッション会場が別館だったりして、なかなか人の流れがブース側に来ないなぁ。

2日目午後

ひとがこない、わけではなかったですが、いっぱい来るわけでもなく。
例によって、弊社Wさんが道行く来場者を捕まえたり、かねてから交流のある方を引っ張ってきたり。

通りがかって、足を止めてくださった来場者の方にお話を伺うと、マニュアル制作部隊(とくに多言語翻訳のマネジメントとか)という方で、今回の展示内容とは若干のミスマッチがありました。

それでも、Wさんは言葉巧みに「翻訳するにしても、もとになる日本語の誤字脱字や表記ゆれはどうにかしておかないとね」と弊社製品の「Just Right! 連携プラグイン」をご紹介したり、DTPツール上で2つのファイルを比較するプラグインを紹介したりと、さすがでした。

方や、僕はというと、営業的なことはできないし、マニュアルチームと連携してWeb系(HTMLとかCMS)開発をすることはあるものの、マニュアルの執筆・制作の知識がそうあるわけでもなく、展示物のことを訊かれたときに答える・見せるのが精一杯。。。

それでも、3日目の商品紹介に行きます、と言ってくれる方や、あとで時間取って見に来ます、と言ってくれる方もいました。

で、最後は17時には撤収しないと追加料金かかるから、とか言われて機材の電源だけ切って引き上げました。

3日目(10/6)

いよいよ最終日。
今日は午前に実機デモの担当として商品紹介セッションで登壇することに。

3日目の時間割

3日目午前

ブースの準備(動画再生)だけして、すぐに商品紹介セッションの準備へ。

いつものことですが、ゼッタイに何か忘れ物をしていくぞ、とか言いながら向かったら、きれいにフラグ回収しちゃいました。
ブースに名刺忘れて、PCの電源ケーブル忘れて、長いUSBケーブル取りに行って、と結局荷物つを置いているブースとセッション会場を3往復しちゃいました(^^;

セッション自体はリアル会場に8名来場、オンライン20名参加と、裏番組がどうだったかわかりませんが、それなりの人数に来ていただけたのかな、と思います。

以下、発表後のアンケートでいただいたコメントです。
(許可を得て記載しています)

概要説明からデモ実演、今後の開発の説明という流れはとても分かりやすかったです。

ライター(キャリア10年以上)

実際の操作を見せていただいたので、使い方をイメージできました。
製造業のクライアントが多いので、マニュアルがあっても…という人に喜ばれるだろうなと感じました。
(バイトさん、パートさんはマニュアル、取説があっても読まないことが多いので)

コンサル(キャリア1~2年)

我々、テクニカルコミュニケーターがどのように当システムに関わればいいのか分かりづらかった。

ディレクター(キャリア10年以上)

予想していた内容と違いましたが、興味深い内容でした。

その他(キャリア10年以上)

いただいたコメントは賛否ありますが、とても貴重なご意見ありがたいことです。

Right4Tは、マニュアル制作ではなく、マニュアルを提供・活用するためのシステムになるので、コメントにもあるとおり、テクニカルコミュニケーターがどう関わるか、となるとちょっと難しいのかなと思います。
将来的にRight4Tが普及して、Right4T前提のマニュアル制作が当たり前になるといいなぁ。

まだまだエントリーモデルのデモができるようになったばかり。これからもRight4シリーズの開発は続くので、今後に乞うご期待ということで。

3日目午後

初日の交流会で、同じ8月生まれテーブルになったTC協会の会長が、お忙しい中わざわざブースまで足を運んでくださいました。

隙間を見つけて来てくれたようで、ちょっとあわただしかったのですが、Right4Tのデモ(ちょっと端折りつつ)を見ていただくこともでき、貴重なコメントと激励をいただきました。
いやー、ありがたいことです。

最終日の午後、参加セッションも終わった出展者からぞくぞくと撤収作業に入ってました。
僕らはちゃんと最後(16時)までブース展示を全うするということで、お向かいさんやお隣さんが撤収する中でも展示を拡げていました。

終わってみて

2016年のTCシンポジウムに、セッションの聴講(+半ば巻き込み事故のブース対応)で参加して以来でした。
ブース・商品紹介セッションも、2016年はスマートグラスとかのハードウェア系があった(聴講した)覚えがあります。
コロナ過を挟み、オンラインでも参加できるようになって、(あたりまえですが)TCシンポジウムも昔と変わったなぁと思いました。

今回、はじめてセッションに登壇者として参加したわけですが、説明がヘタであることに目をつむれば、デモも失敗なくできたので成功と言えるのではないでしょうか。


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#ISE #worktransform #TCシンポジウム #TC協会

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