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【物事の本質を捉える2】

18日にHug Me 勉強会でいるか広場の土居先生に来ていただき色々とお話を聞かせていただきました。
いるか広場は子育て支援センター。未就園児を中心に上は中学生まで幅広く受け入れてくれる子育てママにはありがた〜いところです。
育休中は行動範囲も狭くなり、子どもと家に閉じこもりになるママも多いと思います。そんな時にお昼ご飯を持って気軽に遊びに行って先生たちに悩み相談したり、ママ友を作ったり、子どものはじめての社会体験をさせたりママも子どもも憩える場所です。
そんな土居先生と初めてあったのはコーチングの菅原裕子さんの講演会でした。偶然ペアになったのが土居先生!素敵な巡り合わせでした😄

私はHug Me で発達の早い遅い関係ないみんなが生きやすい、子育てしやすい地域づくりができないものかとずっと考えていました。
自分だって親の悩みのタネだった時期もあったし、今だって得手不得手あるし、ことさら「発達」で区別するのっておかしいよね?でも今は区別されて声をあげられない、悩んでいる人がいる。同じ子育てに悩むママ同士、フラットな関係で交流したい。そう思っていました。ママの声をもっと拾って悩みを共有したい。しかし、勉強会の前に土居先生に会いに行った時「親が思ってることと子どもがしたいことって同じかな?」そう言われました。

親の思いと子どもの思いのズレが子どもを生きづらくする
“「この子はこうなのでこう接して欲しい」ってお母さんは言うけど意外とそれは子どもの声じゃないことが多いです。それを鵜呑みにしてそのお子さんと接すると、どんどん子どもはその枠に入れられて余計に生きづらくなるんですよ。近くにいすぎると見えなくなることも多いので、私は子どもの代弁者になってお母さんに気づいてもらえるようにしています。”

お母さんの思いが乗っかった言葉と、見えていない部分が間違った方向へ子どもを誘導しないようにしなければ、と土居先生はおっしゃっています。
私もついつい自分の思いが優先する子育てになってるな、とその時ハタと気づきました。

「気質について考える」
ではどうすればいいのか?
まずは自分の「気質」と向き合ってみる。相手の「気質」についても考える。じゃあ気質ってなんでしょう?
「人間や哺乳類などの動物の集団が先天的にもっている刺激などに反応する行動特性である。性格と同一視されやすいが、性格は気質から作られる各個体の行動や意欲の傾向である。」う〜ん、解ったようなそうでないような💦
少しそれますが、菅原裕子さんと言うコーチングの先生が「エニアグラム」と言う自己分析診断を教えてくださいました。
エニアグラムは個人の特性を9つのタイプに分類します。簡易版から結構細かく診断するサイトまで色々あるので探してみてください。
自分を知って、自己肯定すれば他人を理解し受け入れられるようになる、と言うものです。
親子でやって見ると、自分が思った結果と違っていたりするそうで、親子で(夫婦も)出た結果を組み合わせると子どもと向き合う指針にできると言うことです。
土居先生も親子・夫婦の関係に幾度となく挫折しかけては乗り越えられて来たそうです。やはりそれには自己肯定と他己肯定が必要だったと言うことなのでぜひエニアグラムでまず自分を知ってみてくださいね。
私もやりましたが納得の部分とそうなの?と言う部分がありました。でもそれが自分なんですよね。子どもも一緒にやると「この子はそんな風に考えてるのか〜」と新鮮な気づきもありました。

土居先生と菅原裕子さん
どちらの方も「自分が子どもを育てたと思うのは大間違い。子どもは自分で育つのよ。」と言います。
菅原さんの本には“トマトは自ら生長するプログラムを持っていて自然に育つ。だけど環境が適切でなければ上手く育たない。生長のプログラムがうまく働くように周りがサポートする。「育ててやろう」と力を加えてしまうと自然に伸びようとする力を妨げてしまう”と書いてありました。
土居先生も「悩んだ時期もあったけど結局自分で自分の道を子ども達は切り開いて育って行ったのよ。」とにこやかにおっしゃっていました。

灰谷さん、土居先生、菅原さん、どの方も「気質」と言うワードがありました。自己肯定するにも子どもをまるごと受け止めるにもとても必要なワードだと思います。

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