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納屋をCafeに改修する話#4

さて、いよいよ本編。まずは計画だ。

納屋をCafeにするってことは飲食店営業か喫茶営業の許可を得るということだ。許可を得るためには当局のご意向に沿う範疇でやりたいことを実現するってことだね。だもんでまずは先方のご意向を確認♪

まずは飲食店営業の種別

3類の方が厳しい分、できることも増える。ってなことでウチは3類で申請することにしました。

続いて、消防法

その辺りがクリアになったら次に青写真。
どんな風にしたいか…【理想】 と どんな風にできるか…【現実】のバランスが大事だよね。

【理想】の方はひたすらインプット
Pinterestでピン打ちまくって

雑誌もヤフオクとメルカリで集めて

とにかくイメージを膨らます。この際、予算はいったんおいといて理想の形を人に伝えられるくらいまでクリアにしていくことが、実現につながる第一歩じゃないだろうか。イメージができたら、とりあえず図面に落として、パートナーと”アアだコウだ…”協議に次ぐ協議。
 仕事の流れもFlowChartに落とし込んで二人で作業するのになるべくストレスかからないようにシュミレーションしました。

カフェ業務提供フロー

ウチの場合は
・外の景色を眺めながら調理がしたい。
・調理は妻、ドリンクとホールは私。各々の動線が極力交差しない。
・厨房機器は譲ってもらったモノを軸に誂える
といった条件下で、法令と建屋とのバランスを勘案して最終的にはこんな感じになりました。

iegoto_Cafe-layout_消防提出

 ちなみにこの図面はVersion17
古民家の場合、ところによっては土壁ブチ抜いたり、柱を間引いたりしても構造上問題ないところもあります。ウチは柱3本、土壁4枚ほど取り除きました。(その内動画公開します。)
 その他にも、給排水は?電気は?、土足 or 土禁? 机や椅子は?
などなど考えること山の如しありましたが、友人の設計士さん、大工さんに都度相談に乗ってもらいながら現場合わせで臨機応変に進めていきました。図面はAdobe Illustratorを使って自分でやってたんだけど、消防への届出時に「オマエの図面じゃアテにならん!」ってなことで最終的には専門家(設計士)に求積図を作ってもらいました。年度末に急ぎのお願いをして設計士さんに迷惑をかけてしまいました(反省…)。

まとめると
 ①まずは法令を押さえるため、当局とマメに相談する。(勉強大事)
 ②頼れる専門家を見つける。(紹介してもらう。ご近所・付き合い大事)
 ③資料を集め、イメージを膨らませる。(関係者に伝わりやすくなる)
 ④相方とよく相談する。(最重要項目!!)
 ⑤予算と見積、プロに頼むかDIYするか(この辺りはまた後日)

いくら入念に調べても計画通りにはいかないのが世の常。
ましてや、やったことないことに挑戦するわけだから、イメージすることさえ覚束ない。専門家や経験者に相談したり、古民家改修のWorkshopなんかに参加して知見を広め、人脈を作ることをおススメ致します。

ではまた!

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