大家族の子供は愛情不足なのか?


はじめまして。

担当Kです。


今日は、たまに言われる


【大家族の元に生まれると愛情不足になるんじゃないか?】

という偏見、疑問に対して答えていこうと思います。


まず先に、なぜこういう事を言われるのかの
説明を軽くします。


母親からの愛情が分配されるため、受けられる愛情も十分の1になるのでは?
ひとりひとりに与えられる愛情が少なくなるのでは?
もしくは、愛情が誰かに偏り、それによって愛情を受けられなくなる子もいるのでは?


結論から言うと、これは当たりです。

まさに当てはまります。


私の家庭で言うと、私の母はどちらかと言うと男兄弟贔屓の強い人でした。

そのため、女兄弟は肩身の狭い思いをしてきたと思います。

なので、結論は愛情に偏りはありました。
兄弟のほとんどが大人になった今も、若干あります。

しかし、ここで大家族の、兄弟が多い事の良い部分もまた出てきます。

それは、兄弟同士で愛情を補える事です。

母親からの愛情は、全員が全員同じではありませんでした。
どうしても偏りは出ますし、何よりも10人それぞれ性格も個性も違いますから、親の対応が個々に変わるのは当然です。

しかし、それを寂しいと感じたことは少ないです。
幼い頃はあったかもしれませんが、大人になった今はほとんど無いです。

なぜなら、他の兄弟が愛してくれたからです。

母親に構ってもらえない、そういった寂しさを感じる前に、姉が遊んでくれたり、悩みを聞いてくれました。

長女や次女と私は、年の差が10歳以上離れている事もあり、幼い頃から母親の代わり、第二の母のような存在がいてくれました。

なので、大家族だから愛情不足なのか?と言われると、
私はとても疑問に思うのです。

むしろ、他の家庭ではあまり無い、兄弟同士の愛情が強いので、結果的には愛情過多であると言ってもいいのかもしれません。

逆に、兄弟仲が良くなかったら…と思うと、
私は今、とてつもなく孤独だったでしょう。


大家族はある意味で、不幸中の幸いだったのかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?