公的予算での研究に学術論文の即時無料公開を義務づけへ…政府、成果を国民に還元

政府の統合イノベーション戦略推進会議(議長・林官房長官)は16日、国などの公的予算で行う研究については、成果をまとめた学術論文を無料で即時公開するよう義務づける方針を決めた。研究成果を国民に還元し、利活用を促す狙いがあり、2025年度以降に公募する研究に適用する。 研究成果の発表は、学術誌に論文を掲載するのが主流だが、文部科学省などによると、9年間で掲載料は5・5倍、購読料は同1・3倍に高騰し、大学や研究者の経済負担が増している。そこで政府は、審査を経て配分する「競争的研究費」を使った研究の論文は、一般でも閲覧可能な大学独自のデータベースなどへの登録を義務づけ、無料で読めるようにする。研究成果への「オープンアクセス」の実現で負担を軽減し、成果を自由に利活用できる環境を整える。また、掲載料などの価格交渉を個人ではなく大学が組織として行えるよう体制の構築を支援する【読売新聞より】

政府の考えが少しは進んでいる気はしますね。

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