「どうすればいいんだ」逆転負けに仙台育英は脱帽 高校駅伝女子

2年ぶりの頂点となるフィニッシュテープの目前で抜かれた。仙台育英のアンカー・橘山莉乃は1秒差の2位でフィニッシュした途端、トラックに額をつけて泣き崩れた。「絶対優勝できると確信してたすきを受けたので、悔しい気持ちしかない」。出場唯一の3年生は涙が止まらなかった。2年生エースの細川あおいを1区、ケニア出身の留学生デイシー・ジェロップを2区に置き、序盤にリードを奪うプランを選手たちは完璧に実行した。トップで迎えた最後の中継所で2位・立命館宇治(京都)に30秒、3位・神村学園(鹿児島)に1分20秒の差。「4区までは想定以上。優勝を確信した」と釜石慶太監督も橘山と同じ思いだった。橘山も日本選手では区間2位の好走を見せた。だが、神村学園の3年生アンカー、カリバ・カロラインは圧倒的だった。釜石監督は「世界レベル。あとはもう、どうすればいいんだ」と脱帽した。2年連続で最終5区で逆転されて優勝を逃した。だが、これで2017、19、21年の優勝3回を含み7年連続で3位以内。釜石監督は「7年連続メダルは誇れるし、選手は胸を張って次のステップに向けて頑張ってほしい」と語った。
【毎日新聞より】
世界には凄い人がいるもんですね!最後の追い上げは圧巻でしたね!
おめでとう!神村学園。

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