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ノーベル平和賞受賞式フリードネス委員長スピーチの被爆者への語りに感動

フリードネス委員長スピーチは、全て良かった。特に感動したのが、

To our dear guests from Nihon Hidankyo, Terumi Tanaka, Toshioki Mimaki , Shigemitsu Tanaka and all Hibakusya who are present here today

It is honor to be your hosts on this historic occasion and wish to express our deep gratitude for the outstanding and vital work you have performed in the course of your lives and all that you continue to do

You do not resign to yourselves to victimhood
you defined yourselves as survivors
you refuse to sit in Terror as the great powers let us through long periods of Nuclear Armament
you stood tall and share your unique personal testimony with the entire world. 
A light in the darkest night, a path forward, you gave us hope.

あなた達は、被害者意識に甘受して諦めなかった。
あなた達は自分達を、サバイバーと意味づけた。
あなた達は、長きにわたり(冷戦時代)大国が核装備を進める中、恐怖でしゃがみこまなかった。
あなた達は、高く立ち上がり、あなた達独自の個人的な体験をを全世界に共有をした。
(あなた達は) 最も闇夜の光であり、前を進む道であり、あなた達は、私達に希望を与えてくれた。

何て力強い、人を力づける言葉だろうか。日本被団協の皆さまに、これ以上の賛辞はあるだろうか?


英語の良いスピーチは、こうした人の本質を大げさに称える感動的なスピーチ表現が必ず入っている。

英語を話す人間になると言う事は、こうした人の本質を(大げさなくらいに)褒められる人になるということ。スピーチの前の方では、日本社会の偏見と無理解に晒された事も述べています。

私も英語を話す人間として、日本人以外との会話用と、自分で自分を褒めておく時用に、人の良いところを本質で称える表現力をもっと高めようと思わさせてくれた、良いスピーチで日本被団協の方々を引き立ててくれました。


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