仕事やビジネスのことが楽しく学べるおすすめのコンテンツ
※この記事はi.Design Advent Calendar 2018 22日目の記事です。
アイドットデザイン代表の越水です。
今年は新卒のデザイナーが入ってきて、社会人としての基本動作を1日でも早く身につけてもらうにはどうしたら良いかを考える機会が多くありました。
伸びしろの大きい若者を前にして、ビジネスパーソンとしてのマインドセットや仕事への向き合い方、視点の磨き方など教えたいことはいっぱい。
しかし、あまり無理強いしてインプットさせてもよろしくはない、ということで「楽しみながら仕事やビジネスについて勉強できる」という視点で、自分なりにおすすめのコンテンツをピックアップしてみました。
社会人1年目や、これから社会人になる人におすすめです。
三田紀房さんの漫画作品
ドラゴン桜の作者として知られる三田紀房さんの漫画は、ビジネスについて誰も教えてくれない大事な仕組みや本音の部分を、わかりやすく学べるものが多いです。
まずは次の3つあたりを読んでみると良いと思います。
・ドラゴン桜
・エンゼルバンク
・インベスターZ
ドラゴン桜では仕事の組み立て方を、エンゼルバンクでは自分の市場価値の高め方を、インベスターZでは幅広いビジネス知識をと、それぞれ描かれているテーマが異なるので様々な視点が得られます。
起業をしたい方には「マネーの拳」もおすすめです。
かくかくしかじか
うちはWeb制作会社なので、クリエイターとして「良いもの」をつくっていくための粘り強さや根性も身につけてほしいところ。
東村アキコさんの漫画「かくかくしかじか」には、クリエイターとして最も大切な「手を動かし続けること」に対するメッセージが込められているように思います。
作中では絵画の先生が、ひたすら「描け」「描け」と唱え続けるのですが、クリエイターに限らず「行動し続ける」ってのが大事だよなぁと思うのです。
読めば「仕事を通じて真剣に生きなきゃ!」と思える熱い漫画です。
SHIROBAKO
アニメ業界をテーマにしたお仕事アニメです。
先日のアドベントカレンダーでも紹介しましたがここでも登場。良いものは何度紹介してもいい、むしろさせてください。
主人公のあおいちゃんはわりと「コミュ力高ぇ〜」「スペック高ぇ〜」というキャラクターなのですが、この作品は周囲の人と協力しながらアニメをつくる様子が描かれているのが良い。
真面目に仕事を進める人、仕事を引っ掻き回す人、仕事が進まない人…、色んな人がお互いを補い合って仕事って行われるんだな〜というのがわかります。
あと、「意外に大人ってしっかりしてる人ばかりじゃないんだな…」というのもちゃんと描かれています。それでもみんな仕事でなんだかんだ頑張っているのがまた良い。夢とかやりたいことって大切ですね。
重版出来
出版業界、特にマンガ編集者をテーマにした漫画です。
漫画家と編集者の関わりあいから、仕事の関係者と信頼関係を結ぶ大切さを学ぶことのできる作品です。
仕事をしていると自分のキャリア、会社の方向性、理想と現実のギャップ、様々な要素のなかで迷ったり葛藤を抱えるもの。
作中では、過去に廃刊した雑誌を引き合いに、結果を求められるビジネスの厳しさといった仕事の生々しい部分も描かれています。
そんな過去を乗り越え、キャラクターがそれぞれのポリシーを持って仕事に取り組む姿から、プロとして、職業人としての姿勢を学ぶことができます。
営業さんや書店員さんなど、他部署や社外の人たちとのやり取りも多く描かれ、「社会って様々な人の仕事で成り立っているんだな」というのが実感できます。
テレビドラマ化もされていて、そちらもおすすめです!
以上、楽しく仕事やビジネスについて学べるという観点から、4作品をピックアップしてみました。
触れると「頑張ろう!」とモチベーションが湧くものばかりです。もちろん社会人として経験を積んだ方でも楽しめる作品ばかりなので、知らなかった作品があればぜひ見てみてください。
それではまた!
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