SSFアイドル氣録版★SMAP解散2016/12/31前後で失われたもの~嵐はSMAPの後継者になり得るか?


2016・12・31のSMAP解散前後に向けて、いくつかのマイルストーンがあった。それを時系列に分析し、SMAP解散で失われたものと、嵐はSMAPの後継者になれるか?を評価してみよう。

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1 SMAPのお葬式 (SMAPxSMAP最終回12・26・2016)
2 SMAPのいない紅白(12・31・2016)
3 後輩ジャニーズ・カウントダウンコンサート(12・31・2016→1・1・2017)
4 後日談

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1 SMAPのお葬式 (SMAPxSMAP最終回12・26・2016)

SMAP解散で失われた三つのものがわかった。

夢と希望を語り、体現して、キラキラのオーラを放出できるのが「アイドル」

スマップ以前、アイドルとは18ー23歳のごく数年、少年→青年に変わる瞬間の若さの美を愛でて、使い捨てられる存在だった。御三家→新御三家というアイドルたちがいたのも、40ー50代以上には記憶にあるだろう。


だが、スマップと飯島マネージャーがその流れを変え、アイドル長命化の方策を試し確立して延命してきた。今は、ジャニドルとは一度デビューしたら、歌とダンスだけではなく、バラエティやニュース、舞台、あらゆる分野で活躍し続けられる、半永久的存在。定番、それは偉大なるマンネリという、安心感である。


ところが、それを体現と更新していたSMAP飯島チームを、メリー氏が娘可愛さの老いの一徹でぶち壊した。ご本人は多分、自分のしでかした事の重大さが理解できていないと思う。個人企業の創立者のひとりが、気にくわない幹部をひとりクビにしただけ。ジャニ所の内部者は事の重大さがわかってはいるが、我が身可愛さに目を背けている。日本のアイドル業界全体も、ジャニ所の育んできた政治力、ジャニドルをメディアに出さないという脅し力で、見て見ぬ振り。それは1990年代に、マッチが中森明菜を捨てたときには通用した。


だが、今はネットによって、声なきいちファンがメディアとして機能し真実を暴き、その声に賛同や反対するファンの声が集積されていくネット時代。また、2012年以降の隠し事がすべて暴かれていくスピリチュアルチェンジが起きている時代。私も、その声なきファンの一員として、外部者ならではのマーケティングコンサルタント的分析と提言を、有料のマーケターとしての責任を持って行いたいと思う。


SMAP解散で失われたもの。それは三つある。

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