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文藝春秋に本研究班の桑田健、平沢晃のインタビュー掲載!!

文藝春秋2024年6月号に本研究班の桑田健(国立がんセンター東病院医師)、平沢晃(岡山大学病院医師)のインタビューが掲載されました。

タイトル : 検査で発見 「遺伝性がん」は予防的切除が選択肢に

ご興味のある方はぜひとも御覧いただけますと幸いです。

ひと昔前は、がん医療の現場において、
患者さん「うちはがん家系ですから、がんになると思っていました」
医療者「そうだったのですね」
という会話があったかと思います。

しかし、現在では、
患者さん「うちはがん家系ですから、がんになると思っていました」
医療者「そうだったのですね。ご家族のがんについて詳しくお聞かせいただけますか?」
という会話に増えてきたのではないでしょうか?

注)もちろん、「がんになると思っていました」のご発言には色々なお気持ちが含まれていると思いますので、遺伝だけのお話しをさせていただくわけではありません。

今日では、遺伝学的検査を通して個人個人の遺伝情報に応じたがんに対する先制医療を組み立てることが可能になってきました。
がんに関わる遺伝情報は個人ひとりひとりが医療者や血縁者と共有することでがん予防が可能になると考えています。

本研究班は国民が遺伝情報を自分のものとして理解し、がんの予防から治療に活用して、がんで大切な命を失うことがない社会を目指すための研究を行って参ります。

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