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生きていたらつらいことも多いと思うけれど、そこに居場所が見つけられたらいい。それは本当に街にとっては大切なこと。観光のことを考える前に住んでいる人のことを考える。それが結局は観光のためになるという風に考えています。 〜岩本歩弓さんインタビュー〜
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【乙女の金沢】
金沢×乙女
旅の仕方が20年前とはあきらかに違ってきています。インスタなどSNSで行きたい場所をピンポイントで検索したり、昭和レトロや喫茶店などディープなテーマで切り取ったガイドブックを読んだりするのが当たり前になっている今の情報の集め方に対し、20年前はインターネットもそこまで便利ではなく、感度の高い人でさえも地球の歩き
何かと何かを掛け合わせてアイデアを生み出すって自分の中の根底にあるなと改めて感じています。今回は「折り紙とAR」の掛け合わせだったのですが、今は新しい技術のおかげでたくさんのものが生み出されてくるけれど、それに身近にあるものや使い古されたものをぶつけてみることで起きる化学反応が面白いなと。 〜絶滅危惧オリガミチームインタビュー〜
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【絶滅危惧オリガミ】
折り紙×AR技術
電通のコピーライター木下さとみさんの双子のお姉さん木下こづえさんは、京都大学の野生動物研究者。二人は広告と動物研究というまったく違う道に進みましたが、ユキヒョウの研究をしていたお姉さんと一緒にその魅力を広めるため、ユキヒョウの歌をつくり、野生と動物園と生活者をつなぐクラウドファンディングを2013年に実行。それ以来お互いの専門分野をクロスオーバーし
まったく新しいものをつくり出すよりも、今あるものをどう捉え直せるか。「記憶のえんぴつ」についても、本来ただ捨てられるだけの木なんですが、それを何かを描く道具と捉え直してみると、普通のえんぴつでは思い描けない何かが生まれるかも知れない。そこに価値があると思っています。 〜obakeインタビュー〜
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【記憶のえんぴつ】
鉛筆×記憶の詰まった木材
2002年の創設以来、様々なオリジナルデザインに賞が贈られ、受賞作のいくつかは実際に商品化されてきたコクヨデザインアワード。2020年のグランプリは友田菜月さん、三浦麻衣さんのユニットobakeの『記憶のえんぴつ』(受賞名:いつか、どこかで)。取り壊しになる建物や捨てられる家具から出てきた古い
賞とかは獲れないかもしれないけど、自分の好きな領域をやっていきたい。好きなことをカタチにしてそれをポートフォリオに積み重ねていった方が、逆にクリエイターとして評価されやすい時代なのかもしれません。そのためのチャンスを自分でつくっていく人が増えていると思います。 〜醤油プロジェクトインタビュー〜
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【大好物醤油】
醤油×合う料理を伝えるパッケージ
中高生の時からTKG(卵かけご飯)が大好きで、お米や卵、トッピングにこだわったりもしたけれど、最終的には醤油にはまってしまった小泉和信さん。広告代理店で働き出すとそんなことも忘れていたといいます。でも、仕事の合間に半年以上かけて醤油についての企画を仲間と出しまくって、自主プレゼンにたどり着
もっと本を読んだり、映画を観るくらい気軽に建築を楽しめるようになるきっかけがこの建築弁当にできたらうれしい。普通に会話の中で建築の話題が出てくるようになることが理想です。 〜建築弁当プロジェクトメンバーインタビュー〜
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【建築弁当 BENTO ARCHITECTURE】
弁当箱×名建築
いい建築は、いい弁当箱だ。金沢21世紀美術館の模型に美しく盛り付けられた食材のビジュアルにそんなコピーが添えられている。建築が弁当箱に見立てられ、「みんなでひとつのお弁当」や「おかずの個性が光る個室」など、弁当箱の特徴=建築のコンセプトになっている。大学時代は建築学科で学
とにかく雑誌の中の読み物のひとつになろうと思ったんです。広告なんだけど、コンテンツとしても成り立つことで他のページとも張り合っていけるような。どんな雑誌に載ろうとも、シンプルにおもしろさで負けないようにって。 〜岡本欣也さんインタビュー〜
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【大人たばこ養成講座/JT】
マナー広告×人間の弱さ・機微
「大人のたしなみ」そんな言葉を最近は聞かなくなったような気がします。1998年にスタートしたJTのマナー広告『大人たばこ養成講座』は大人としてのたしなみを問い続けてきた広告です。媒体は雑誌からWebサイトに場所を代えましたが、今でも続いている人気コンテンツ。スタート当初は博報堂の
お店から出されたレシートというお題に、どんな神様をつくろうか答える。言ってみれば大喜利をやってたんだと気づいた。私にとって「タダのカミ様」ってそういうことだったんです。 〜タナカマコトさんインタビュー〜
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【タダのカミ様】
レシート×切り絵×神様
最近はコンビニで不要な人向けの箱が用意されているレシート。購入した証なのに、ぞんざいに扱われがちな存在。そんなレシートを切り絵作品にしているアーティストがいます。タナカマコトさんは広告業界に一度は足を踏み入れますが、自分の居場所はここじゃないと2年であっさり辞め、バイトをしながら切り絵をしていまし
デザインの歴史の中の過去と未来の間に僕はいるだけなので。僕がやってることを過去の人が見たら、おもしろいことやってるわって言ってもらえるものをつくりたいです。 〜西岡ペンシルさんインタビュー〜
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【菊花髑髏図】
菊✗髑髏(どくろ)
菊の花の絵柄の中に髑髏を潜ませた「菊花髑髏図」。6月に恵比寿で開催していた個展で出会って、一目惚れしてTシャツを買ってしまいました。作者は西岡ペンシルさん。金沢美術工芸大学を卒業して、電通に入社。その後フジテレビ、自民党、JR東海などの仕事を一緒にさせてもらって、何かと縁を感じています。3年前の個展から
コピーは自分の中にあるものからしか書けない。自分を変えるためには、自分の置く場所を物理的に変えることだって気づけた。 〜太田恵美さんインタビュー(後篇)〜
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【そうだ 京都、行こう。/JR東海】
京都✗自分とは違う人に憑依
----HONDAの話をお聞きしたいです。京都が始まってからさらに20年経ってからこの仕事に出会いました。
太田 HONDAが若い人の心をうまくつかめてないんじゃないか、クルマを売る売らないじゃなく、若い人にどうふり向いてもらうかというお題でした。なんで私に東畑幸多CDが
コピーは自分の中にあるものからしか書けない。自分を変えるためには、自分の置く場所を物理的に変えることだって気づけた。 〜太田恵美さんインタビュー(前篇)〜
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【そうだ 京都、行こう。/JR東海】
京都✗自分とは違う人に憑依
「そうだ 京都、行こう。」のコピーで有名な太田恵美さんは京都生まれ、京都育ち。小学校からミッション系の学校を経て、東京の大学に進学します。世の中の仕組みに興味があったから社会学を専攻。広告に興味を持ったのも、世の中の仕組みがわかるかもしれないと思ったから。雇用均等法が施行さ
やりたいのは「才能の掛け算」。才能と千葉県産落花生を掛け算したらどういうものが生まれるのかを表現していきたい。 〜中野剛さんインタビュー〜
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【Happy Nuts Day】
千葉県産落花生×クリエイティブな才能
千葉県は全国の落花生の8割を生産しています。その海沿いの九十九里町でスケートボードとサーフィンを楽しんでいた3名の青年が、商品にならない不揃いの落花生を農家のおじさんからもらい、手づくりのピーナッツバターにしたところからこのストーリーは始まります。ただ自分たちが欲しい
自分の頭の中にあるものなんて大したことない。自分の頭の中にあるものを超えたビジュアルをみたいし、空間にいたい。だからこの仕事をやっています 〜鈴野浩一さんインタビュー〜
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【AAスツール】
スツール×持続可能性
2018年伊丹市立美術館でスタート、全国を巡回した『みんなのレオ・レオーニ展』ではじめてお仕事したトラフ建築設計事務所の鈴野浩一さん。「展覧会を見終わったらまた絵本を読みたくなる展示」というコンセプトを素早く読み取り、『コロロデスク』を使うアイデアを提案してくれました。鈴野さんの仕事は建築だけに留ま
デザインが立ちすぎているものは、どこか定着していないように感じてしまう。昔からそこにあったなというものをつくりたいと常々思っています 〜木住野彰悟さんインタビュー〜
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【出雲大社埼玉分院】
出雲×六角形
骨董通りと青山学院大学の間にある細い道を青山通りからちょっと入ったところに木住野彰悟さんのデザイン会社「6D」はあります。並びには僕の好きな1988年開店の「蔦」という喫茶店もあり、青山なのに落ち着いたエリア。グッドデザイン賞の審査委員をご一緒したことで、木住野さんのデザインに対するまっすぐなまなざしに
広告やデザインのできることって思ってたより大きいのかもと思ったから、発信するメッセージも誠実で、誰かが励まされるものでありたい 〜上西祐理さんインタビュー(前篇)〜
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【世界卓球2015ポスター】
選手だけが体感しているスピード×瞬間
昨年電通を独立した上西祐理さん。10年前の入社時からその存在は注目していましたが、最近の仕事は「ラフォーレ」や博報堂の雑誌「広告」など、上西祐理以外に代えが効かないものになっています。スパイスカレーに凝っているということなので、渋谷のエリックサウスでランチをしてからキャッ
私にとって山で写真を撮ることは、山の景色を一つひとつ丁寧に集めていくような行為 〜鈴木優香さんインタビュー〜
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【MOUNTAIN COLLECTOR】
山の写真×ハンカチ
山岳収集家の鈴木優香さんは、Books under hotchkiss「山を開くための本 展」のトークイベントに参加していただいたご縁があったんですが、僕自身まだお会いしたことがありませんでした。山で撮った写真をハンカチにプリントして販売していると聞き、変わった活動してる人だな