5/4 振り返り 味全龍3-2台鋼雄鷹 小野寺投手の好投実らず/李凱威の決勝打で勝利!(乖乖主題日)

球場:台北市天母野球場
味全龍VS台鋼雄鷹

先発投手
味全龍:徐若熙
台鋼雄鷹:小野寺賢人

味全龍の先発徐若熙は、初回を2三振を含むパーフェクトなピッチングで、台鋼打線を封じ込む。対する台鋼雄鷹の先発小野寺も味全龍打線を三者凡退に打ち取り、試合は接戦の様相を見せる。3回表には、曾子佑が左中間に大きなフライを放つが、レフトの俊足林孝程が難なく掴んでアウト。

4回裏の味全龍の攻撃、1アウトから張佑銘がデッドボールで出塁すると、続く劉基鴻が高めに甘く入ったカーブを振り抜き、打球はレフト王柏融を超えて、先制のタイムリーツーベースヒットとなった。その後、郭嚴文もレフト前ヒットで続き、1アウト1,3塁のチャンスをつくる。しかし、郭天信がファーストライナーで併殺打に終わり、追加点とはならなかった。

試合が動いたのは6回の表、5回まで台鋼雄鷹を1安打に抑え込んでいた徐若熙は、先頭打者の杜家明にセンター前ヒットを打たれ、今試合初めて先頭打者の出塁を許した。バントと四球で1アウトランナー1,2塁になり、3番王柏融を迎える。その2球目に投じた変化球をキャッチャーが止められず、暴投でランナーはそれぞれ進塁し、1アウト2,3塁のピンチになる。ここで、徐若熙は変化球を巧みに操り、王柏融を空振り三振に打ち取った。モヤは申告敬遠で1塁に歩かせ、続く張肇元で勝負することを選択する。徐若熙は、初球スライダーで空振りを奪うが、2球目に投じた変化球を捉えられ、レフト前ヒットで台鋼雄鷹が2点を取り、試合を引っくり返した。

試合の決め手となったのは、7回の裏、味全龍の攻撃。
味全龍が林孝程と郭天信の俊足コンビで1アウトランナー3,1塁のチャンスをつくると、台鋼雄鷹は投手を小野寺から許峻暘に交代する。
代打に起用された陳品捷は、許峻揚のストレートをセンター方向に弾き返し、試合を振り出しに戻す。
2アウト1,3塁で、1番の李凱威がレフト前ヒットを放ち、3-2の逆転に成功する。結果的に、このヒットが決勝点となり、味全龍が勝利した。

最終回9回の表には、守護神林凱威がマウンドにあがった。二人のランナーを出したものの、見事なフィールディングでピンチを防ぎ、最後はショートゴロゲッツーで試合を締めくくった。

明日は、味全龍の先発投手が鋼龍、台鋼雄鷹はエース陳柏清が先発マウンドに上がる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?