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#新国立競技場国際デザインコンペ
Zaha Hadid gives a presentation at the award ceremony for the international design competition
国際デザインコンペティション優勝の栄誉を受け、プレゼンテーションを行うザハ・ハディド氏 ・2013 年3 月19 日(火)17:30〜19:30 ・ザ・プリンスタワー東京 新国立競技場基本構想国際デザイン競技報告書より 【プレゼンテーション(抜粋)】 スタジアムの形状は流体線をベースにしており、これら流体線は継ぎ目なく 周囲の景観と繋がり、そしてスタジアムの形状に沿った曲線の動きが、隣接し た公園や美術館へと繋がって行きます。 8 万人収容可能な巨大スタジアムですから、陸上競技やサッカーや音楽イベ ントなど、催し物に応じて対応することが可能となります。 周囲にある人の流れは、スタジアムを通って公園から美術館へと流れ、人の アクティビティが絶えることはありません。エントランスは公共の通路でもあ り、公共のテラスや美術館、図書館にもつながっていきます。つまり、スタジ アムを囲む公共通路は、スタジアムのイベントに関係なく、誰でも通ることが できるのです。 https://youtu.be/1Lzk2GeVRrA ・2013 年 3 月 19 日、国際デザイン・コンクールで最優秀賞に選出された Zaha Hadid Architects の代表 Zaha Hadid 氏を東京に招き、表彰式が開催された。 ・表彰式では、まず日本スポーツ振興センター理事長の河野による主催者挨拶に続き、国立競技場将来構想有識者会議委員長の佐藤禎一氏、2020 年オリンピック・パラリンピック日本招致議員連盟幹事長の遠藤利明氏、国際デザイン・コンクール審査委員長の安藤忠雄氏の3 氏から挨拶を賜った。 ・その後、Zaha Hadid 氏の表彰を行い、河野理事長から記念のトロフィー授与が行われた。 Zaha 氏からは『賞をいただけて本当にうれしい。このプロジェクトに参加できたことをうれしく思い、また誇りに感じる』との言葉をいただいた。 ・Zaha 氏には、引き続き最優秀作品のプレゼンテーションを実施していただき、そのなかで新しいスタジアムのデザインに込めた想いが語られた。 日本新国立競技場公式サイト http://www.jpnsport.com/en/ 新国立競技場基本構想国際デザイン競技報告書 https://www.jpnsport.go.jp/newstadium/home/tabid/441/Default.aspx
ビデオプレゼンテーション 新国立競技場 ザハ・ハディドアーキテクツ 2015.8.27(インポッシブル・アーキテクチャー)
(インポッシブル・アーキテクチャー) ザハ・ハディド・アーキテクツ社がデザインコンペ案(2012.11.15)から基本設計を検討していた「新国立競技場」(開閉式屋根※、収容人数8万人)の詳細が解説されています。2015.8.27 ※ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピック競技大会などのスポーツイベントだけでなく、コンサートなどの文化的なイベント利用を想定した場合に、天候に係わらない安定的な開催や増収を図る観点からは、屋根の一部が可動する開閉式屋根の設置。(2013.11 新国立競技場基本設計条件(案)抄 日本スポーツ振興センター) ※2020年東京オリンピック、パラリンピック開催決定 2013.9.7 ※安藤忠雄委員長(新国立競技場基本構想国際デザイン競技審査委員会)問題化のあと、初の記者会見 2015.7.16 ※安部首相、ザハ案の白紙撤回を発表 2015.7.17 ******************** 新国立競技場 ザハ・ハディド・アーキテクツ+ 設計JV (日建設計、梓設計、日本設計、 オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ ジャパン設計共同体)画像提供: ザハ・ハディド・アーキテクツ ******************** 『ザハ・ハディドアーキテクツは新国立競技場の工事費を抑え、価格に見合った質、耐久性を持ち、サステイナブル(持続可能)な建物にするための新しい入札方式を喜んで受け入れます。』 『このプレゼンテーションはこの特別な東京の敷地において最もコンパクトで効率の高いスタジアムとするために、過去2年間に渡って十分に検討された新国立競技場の設計概要を詳しく説明したものです。』 『ザハ・ハディドアーキテクツと日本の設計事務所が共同でデザインを手がけた新国立競技場は、私達チームの持つ過去のオリンピック、ワールドカップそして国際大会を開催する様々なスタジアムの設計を通じて得た知識と経験を全て活かしたものです。』 『日本の国民と政府が、過去2年にわたって現在のチームにかけた時間、努力そして投資を有効に使えば、2020年のオリンピック・パラリンピックに先んじて2019年には世界の観客を日本に迎えるために新国立競技場の完成が可能です。そして将来幾世代にも渡り、日本のアスリート達とスポーツ愛する人々にとっての新しいホームとなるでしょう。』