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株式会社レスティル

こんにちは。
日本初の総合イノベーションプラットフォームICI総合センターです。

今回は「ICIオープンイノベーションLIVE」にご参加いただく、ICI共創パートナーの株式会社レスティル様のご紹介を致します。

以降は株式会社レスティル様作成の文章になります。

株式会社レスティル

弊社は、半径5キロのECプラットフォーム「ポスケット」により、地産地消型の地域経済活性を目指しています。
「ポスケット」は、売る側と買う側の距離が近い地元商取引に特化し、専用アプリとIoTボックスの組み合わせにより設計されています。
この仕組みを使うことで、地域の事業者は既存顧客の買上金額・頻度を高めファン化を図ったり、近隣見込客の新規開拓を行うことができます。
一方の近隣消費者は、重たいものや嵩張るものを配達してもらったり、ネット上で相談しながら購入が出来たりなど、今までにないお買物コミュニケーションを体験できます。
レスティル代表の足立は、長年にわたって前職百貨店業に携わる中で、小売業の不振、特に地元で商売する小売店舗の苦境に強い問題意識を持っていました。
あらゆる取引がECサービスへ偏重されていく中、生活圏での人と人のつながりが希薄になり、画一化され特に愛着も感じられない街が増えていくことは、とても悲しいことに思えてなりません。
このような代表足立の原体験をベースに、弊社レスティルは、全国の都市圏で進行している、地元を商圏とする小売・サービス業の衰退といった課題の解決を目指しています。
昔からある店も、これから商売を始める新しいお店も、商品や価格だけでなく、その背景にある品揃えの目利きや接客姿勢などの店主の想いも伝わるような、そんな地元のECサービスを提供し広めることは大いに意義のあることだと思っています。
https://lestyle.co.jp/
https://posket.jp/

製品・サービス紹介


“ポスケット”は地域の実店舗と近隣消費者に向け、専用アプリとIoTボックスの連携システムにより、お店探しから商品お渡しまでをワンストップで提供する、今までにないECプラットフォームです。
アマゾンや楽天など通常のECとは違い、『実店舗が存在している』・『お店とお客の距離が近い』・『お客同士も近い』といった狭域商圏の特性を活かせるよう、チャットによるコミュニケーション機能や実店舗の存在が活きるネット×リアルのサービスなど、下図にあるような価値を消費者側と店舗側の双方へ提供する今までにない地産地消型流通システムを実現するサービスといえます。

図1

この仕組みを使うことで、地域の事業者は既存顧客の買上金額・頻度を高めファン化を図ったり、近隣見込客の新規開拓を行うことができます。
一方の近隣消費者は、重たいものや嵩張るものを配達してもらったり、ネット上で相談しながら購入が出来たりなど、今までにないお買物コミュニケーションを体験できます。
さらに狭域商圏が活性することで「配達時間」、「梱包作業」、「梱包資材・燃料コスト」などについても省力化・削減化が可能となります。
また、これら地元の小売業・サービス業の衰退は、下記の図にあるように、経済面だけでなく、たとえば過度な長距離物流依存による環境問題やシャッター商店街の暗い夜道など地域防犯の不安増、地域交流の減少による高齢者や子育て一人親などの孤立、買い物難民問題など、様々な課題と連鎖しており、この状況はコロナ禍でさらに悪化傾向にあるといえます。

図2


そのような課題意識の中、弊社は内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に加盟し、ポスケット事業を通じて下記の2つのSDGsゴールに取り組んでおります。
前述の社会課題に対して、弊社は新しい生活様式への対応、狭域でのコミュニケーションの在り方、アナログ×デジタルの機能バランスなどを精査して開発された“ポスケット”により解決したいと考えています。

ポスケットは、事業初期段階では「地域住民」と「小売・サービス事業者」をつなげるECサ-ビスでスタートしていきますが、最終的には下記の図にあるように、地域商取引をベースに、ヒト×モノ×情報の関係を、地域内で最適化したコミュニケーション・プラットフォームとしての役割を果たしたいと考えています。

図3


地域住民が商取引をベースにしたアクティブな街の情報を得ることができ、さらに地域のコミュニティへ気軽にアクセスが出来れば、便利なだけでなく、助け合える地域社会に少しでも近づけるのではないでしょうか。
さらにこれに行政サービスが連結させることが出来れば、安心して暮らせる地域社会の実現にも寄与することが出来るのではないでしょうか。
レスティルはECプラットフォームを大きな幹として、これに【地域住民×町の情報】【地域住民×コミュニティ】【地域住民×行政】のコミュニケーションを連携させることで、自分の街に愛着を持つ人が増え、思いやりと活気のある街の実現を目指したいと考えております。