CL札幌 Best16 レガシールギア
こんにちは、いちょーです。今回はチームで調整をして予選12連勝を含むBest16を達成したレガシールギアについてのnoteとなります。体調が悪く完全にタイミングを逸した感は否めません。その間にライコポンが登場したり、あるいは札幌時点でもミライドンが大成功を収めたりといった変化がありましたが、それらについてもしっかりと言及しますのでJCSを控える人にとっても有意義なものとなるかと思います。前回のドラパピジョとあわせて読んでいただけると非常に嬉しいです。では早速、どういう風に調整していったのかやプレー指針について見ていきます。
ルギアの難しさ
全盛期ほどの支配力とは行きませんが、現環境でカードパワー最強なのはやはりルギアです。一方で最も不安定なデッキとも考えられています。それについて幾らか解決の糸口を見ることができたのかなと思っています。現在のルギアの不安定さを解消するアプローチは以下のようなものが考えられます。
初動札を大量に取る
相手のテンポを遅らせる(ジャッジマン/ハバタクカミ等)
手貼りでアッセンブルの遅れを誤魔化す(カビゴン等)
殴り始めが遅れてもアタッカーのスペックでゴリ押す(カイナ/レガシー)
これらの中でも、我々は1つ目と最後の要素を重視しました。2つ目、3つ目は昨年のCL宮城で僕が使用したジャッジベース、カビゴン多投のルギアがそれに当たりますが、現在は通りが悪くなっており、2月の時点で諦めてしまいました。それぞれ当時の記事をリンクしていますので、もしよければ読んでください。ジャッジの通りが良かった理由と悪くなった理由がそれぞれ書いてあります。
今回目指したアプローチは初動札を増やすこととアタッカーのスペックでゴリ押す2点でしたが、特に後者のためにはリソースゲームをする必要があり、ベスト16にいた他のルギアのようにゼイユ4というような極端な構成にはしていません。前寄せで走るのと後ろで待つのとのゲームレンジのバランスが良かったのが成功の秘訣だったかなと考えています。ではそれぞれ細かく見ていきます。
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