ボディコピーを書いてみました。
■ Ring Again(リングアゲイン)
•キャッチフレーズ
家族のために、もう一度指輪を。
•ボディコピー
神は細部に宿る。
確か、有名な建築家の言葉だ。
そして結婚生活で私が実感したことでもある。
何もかもが幸せな一年目、相手の嫌なところが見えはじめる三年目、仕事、育児と家事の五年目、笑顔が少なくなった十年目。
いつのまにか無関心な夫婦が出来上り、話せば喧嘩ばかりな日々。
子供たちにも悪いと思い、ある日、お互い結婚指輪をつけるという小さなことからはじめることにした。
まだ距離感のある一ヶ月後、会話が増えた三ヶ月後、家族旅行の五ヶ月後、笑顔が増えた十ヶ月後。
妻のリウマチが見つかったのは、一年後だった。指輪が入らなくなったのだ。
幸いにも早期発見だった。 指輪が教えてくれた病気だ。
これからも、妻の小さな変化を見逃さないようにしよう。
毎日の習慣が、小さな変化を教えてくれる。
リングアゲイン。
■ギャグハラスメントについて
・キャッチフレーズ
言葉が、かわいそうだ。
•ボディコピー
「ラブレターが破れたー」 ラブレターAが使われたフレーズだった。
俺だって、 ブルーハーツやミスチルに歌われたかった。
ナポレオン、アインシュタインのラブレターというフレーズで使われたかった。
青春時代の男の子や女の子の会話に出たかった。
なのに、なんの価値もない、ダジャレのために…。
ラブレターAが愚痴を言っていると、向かうから悲しい顔をした布団Aが歩いてきた。
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