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『製造業の課題を解決する』というミッションをちょっと噛み砕いてみる

こんにちはヤマデン代表の山本です!
21年度は売上53億円(利益非公開)となり、昨対125%で着地となりました。目先の数字に一喜一憂するより、未来を見て、何に&なぜ取り組んでいるのかということのほうが大切ですので、我々ヤマデンが目指していることの話をしたいと思います!

ヤマデンは、事業ミッションとして、「製造業の課題を解決する」を掲げていますが、ちょっと主語が広すぎます。なので、もう少し噛み砕いて言うと、製造業の「調達をもっと強く、ラクにする」ことを目指しています。

●調達業務における摩擦をなめらかにする

強い調達≒「企業競争力の向上を、調達部門の側面から実現できること」だと考えています。製造業における調達部門は、営業部門と並んで社外と接点の多い部門であり、外部環境の変化を能動的に捉えることができる部門です。すなわち、調達部門が変革エンジンの起点となり、競争力の源泉を推進できるポテンシャルがあります。

しかしながら、調達業務にはそのポテンシャルを阻む数多くの「摩擦」が存在しており、業務を繁忙煩雑にしています。一例を挙げると、

-情報の摩擦(組織内での利害関係・情報ギャップがある)
-調査の摩擦(サプライヤ評価軸が多岐に渡りマッチング非効率)
-業務の摩擦(社内が反復業務 アナログが多く存在)
-監査の摩擦(環境変化やトラブルへの準備対応)

これらに対して、我々はコンサルテーション、社内サプライヤーデータベース、デジタルワンストップ化、在庫、密な営業サポート体制など、「テクノロジーと現場力のかけ算の課題解決」を提供し、調達業務における数々の摩擦をなめらかにするお手伝いをします。

その結果、それぞれの組織における調達戦略業務に集中できる環境が整い、変化に対応しやすくなり、「強い調達」組織に一歩でも近づくことができる。そんなことを目指しています。

スタートアップの世界でも調達領域の課題解決を行なっている会社は多く、モノづくり産業のポテンシャルを解放するCaddiさん、見積査定支援のA1Aさん、など多くの会社がありますが、我々は老舗商社として、単一サービスではなく、総合オペレーション力で「納得ある購買体験」を提供できることを目指しています!

●卸売業販部門では、BtoB EC「ヤマデポ」でDXを目指す

弊社では、エンドユーザーに直接販売する直販だけではなく、卸売・業販機能も持っています。

直販は部品を使う人に売る、のでイメージが湧きやすいですが、業販の場合、販売品目は同じでも、力学(意思決定プロセス、交渉力、商流の作り方)が全く異なるので、違うアプローチが必要です。

卸売は、細かい注文が毎日五月雨に入ることもあり、受発注から物流管理まで、如何にストレスレスなオペレーションを積み上げていくか、が重要です。

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直販と卸売業販のふたつの売り方があります

東京本社にセールスマーケとオペレーションチームを、茨城県土浦にメイン倉庫を構え、主にシール部品や伝導機に強い卸売として、仕入ネットワーク、情報提供、金融、ロジスティクスを強みにして、業界の皆さんのお役に立てるよう日々努力しています!

卸売部門で、今後注力していくのが会員制ECサイト ヤマデポ(depot.yamaden.com)です。現在はひとつの受注チャネルとして漸進的な機能改善を実施していますが、今後は業界全体のDX・サプライチェーン効率を解決できるような仕組みを考えており、その為に開発チームを社内に構築して取り組んでいきます。

●信頼をベースに納得できる購買体験を提供する

我々が取り扱っている機械部品は、例えば人の命に関わる用途に使われたり、一度組み込みされると世界中に向けて販売されていくものだったり、誰でも売れたり、売ってはい終わり、という性格のものではありません。取引先、顧客双方との長年の信頼関係があってこそ生まれる商流も沢山あります。

その築いてきた信頼を次世代へのレバレッジとして活用し、調達部門をもっと強く、ラクにする。納得できる購買体験を提供する。

製造業の課題を解決する、ということを噛み砕くと、そんなことだと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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